1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 19:49:45.81ID:zl6rQksj0
丸尾君「レーダーに敵影!ズバリ本艦直上でしょう!」
宇宙世紀00XX
地球から最も遠い宇宙都市サイド(ry
メダロット感覚でガンダムを持ってるちびまる子ちゃんとは関係ありません
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 20:21:08.15ID:zl6rQksj0
先生「みなさん、おちついてください。総員第一戦闘配備です」
まる子「トホホ……大気圏突入のタイミングを狙われるなんて……」
まる子「あたしゃホントついいてない女だねぇ……」
丸尾君「さくらさん!ズバリ!戦闘中の私語は慎むべきでしょう!」
まる子「あれま、すっかり囲まれちゃって。これじゃいくら落としてもきりがないねぇ」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 20:24:39.06ID:zl6rQksj0
みぎわ「右舷カタパルト開きまぁす」
みぎわ「はなわくぅん、私のために必ず無事で帰ってきてねぇん!」
花輪君「……ははは」ポガーン
花輪君「君達を残して死にはしないさ……ベェイビ~」
ヒデじい「ぼっちゃん、くれぐれもお気をつけて」
花輪君「ああ、行ってくるよ、ヒデじい」
まる子「さて、あたしもぼちぼち行こうかな」
まる子「まる子、行っきま~す!」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 20:40:13.26ID:zl6rQksj0
母「まる子っ!」バタバタバタ
母「あんたまたノーマルスーツも着ないで出撃したね!!」
まる子「ええ~!だって縫い目ばっかりでビンボ臭いじゃん!」
まる子「ほかのみんなは可愛いアップリケとかつけてるのにさ~!」
丸尾君「さくらさんのお母様!ズバリ!ブリッジへの立ち入りは禁止でしょう!」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 22:35:31.10ID:sxf6cXHV0
まる子「接敵したからもう通信切るからね!」
母「ちょっとまる子!あんまり遊んでないで限界時間になる前に帰ってくるのよ!」
まる子「あー!もー!聞こえなーい!ミノフスキー粒子のせいで聞こえなーい!じゃあね!」
母「まる子っ?まる子っ!……まったくもう、親の気も知らないで……」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 22:37:02.10ID:sxf6cXHV0
山田「あはは!あはは!あ゛はははははははははは!!」」ドドドドドドドドドド
藤木「山田も出てきたか……」
山田「落ぢろ゛~! 落ぢろ゛~!」
山田「あ゛はははははははははははは!!」ドドドドドドドドドド
藤木「やたらめったら撃ちまくって、あれじゃいくら弾薬があっても足りやいない」
永沢「そういう君も弾切れじゃないのかい?藤木君」
藤木「ああ、ここは山田君に任せて僕は補給に戻らせてもらうよ……」
永沢「藤木君、そんな事言って逃げるつもりじゃないだろうね?」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 22:37:02.88ID:6RP3gk7L0
脳内再生パネェ
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 22:41:03.35ID:sxf6cXHV0
藤木「ふっ……戦場で生き延びるには卑怯なぐらいが丁度いいのさ……」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 22:54:44.81ID:sxf6cXHV0
まる子「……や、山田……あいかわらずめちゃくちゃだねぇ……」
山田「あ゛はは!あ゛はは!ざぐら~!お遅がっだじゃら゛いか~!」
山田「あ゛んまり遅いがら゛全弾撃ぢ尽ぐじぢゃっだじょ~!」
まる子「って山田!あんた被弾してるじゃないの!ちょっと退避した方がいいよ!」
山田「あ゛れ゛れ゛?ホントだ!」
山田「敵を倒すのに夢中で全然気付がな゛がったじょ~!」
まる子「どんだけ馬鹿なのさ……」
山田「じゃ、あ゛とは任ぜだじょ~!あ゛!そうだ」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 22:56:23.83ID:sxf6cXHV0
山田「やけに敵の退き際が良ずぎだがら゛なんだか怪しいじょ~。気を付ける゛んだじょ~」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:00:05.39ID:sxf6cXHV0
野口さん「…………」ドドドドドドド
野口さん「へえ……面白いねえ……この攻撃をかわすなんて……」
野口さん「本当に面白いよ……クックックックックッ……!」」
山根「うわあっ……!?こ、これが……実戦……!?ううっ!胃腸が……」
ブー太郎「下がれブー!病人は足手まといだブー!」
まる子「ホントだよ。無理しないで下がりなよ。あとはあたしにまかせてさ」
ブー太郎「さくら!また寝坊したなブー!」
野口さん「さくらさん……あの敵の機体、よーく見てごらんよ」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:00:50.70ID:sxf6cXHV0
まる子「えっ」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:03:55.25ID:sxf6cXHV0
まる子「あの動き……もしかしてたまちゃん!?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:12:39.68ID:sxf6cXHV0
たまえ「……まるちゃん?」
まる子「たまちゃん……やっぱり生きてたんだ!」
花輪君「おっと……これは予想外の展開じゃないか……!」
ブー太郎「信じられないブー……!」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:18:24.32ID:sxf6cXHV0
たまえ「…………」
まる子「たま……ちゃん?どうしてライフルなんか向けるの?」
たまえ「……仕方……ないの……」
野口「へぇ……そういうこと……ますます面白くたってきたねぇ……クククッ……!」
まる子「やめてよ!たまちゃん……!」
まる子「この戦争が終わったら、一緒に百恵ちゃんのコンサート行くって約束したじゃん!」
たまえ「ごめんね、まるちゃん……」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:22:03.86ID:sxf6cXHV0
まる子「どうしてたまちゃんがジオン軍にいるのさ!」
たまえ「まるちゃんこそ!連邦軍がどんなにひどいことをしてきたか分かってるの!?」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:38:08.89ID:sxf6cXHV0
まる子「答えになってないよ!」
花輪「やめたまえさくらくん。彼女は本気さ」
まる子「グスン……しかたないじゃんか……戦争なんだから!」
まる子「あたしだってホントはこんなことしたくなかったよ!」
野口「面倒だから、ちょっと本気出しちゃおっかな……クックックックック……!」
ブー太郎「の、野口のやつ強化しすぎでもう手が付けられないブー……」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:43:45.43ID:sxf6cXHV0
まる子「やめてよ野口さん……!あれにはたまちゃんがのってるんだよ!」
野口「さくらさん」
まる子「?」
野口「さっき自分で言ったじゃない……戦争だから仕方ないって」
野口「だからこれは仕方のないことなんだよ……クククククククク……!」
たまえ「私、誰が相手でも容赦しないよ!」
……
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:56:43.89ID:UP64bKAwO
まる子「トホホ……あたしゃ最強だよ」
杉山「おい!なんだよこれ!?四方からの攻撃だと!?オールレンジ攻撃か!?」
大野「杉山お前バカ野郎!!前に出過ぎだ!!そいつはさくらの操作するファンネルだ!!」
まる子「逃がしゃしないよ…!」キュイン
まる子「ファンネル!!」
ファンネル「まる子や、あまりこき使わんどくれ、腰が痛くてのう」
杉山「うわあぁぁぁぁぁあ被弾した!!!!大野好きだああぁぁぁぁぁああ!!!!!!!」
ドゴーン!!!!
大野「Oh!!Noーーーーーーーーーー!!!!」
ひろし「チッ、きたねえ花火だぜ」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:57:22.85ID:sxf6cXHV0
艦内
丸尾「艦長!ズバリ!穂波さんは重大な軍規違反を犯しているでしょう!」
丸尾「学級委員として学級裁判の開廷をすべきでしょう!」
先生「丸尾君、今はこの包囲から脱出することを優先してください」
丸尾「しかし……」
先生「いいですね?」
丸尾「……ズバリ!了解でしょう!」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:02:54.03ID:SGqY++f+0
ピピッ
先生「長山君」
長山『はい、せんせい』
先生「メインエンジンの出力が落ちています。どうしたんですか?」
長山『すいません。今回路をバイパスしているところです』
先生「早急に対処してください」
長山『はい!がんばります』
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:05:58.56ID:SGqY++f+0
長山「……小春、お兄ちゃん頑張るからな……」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:18:09.78ID:SGqY++f+0
…
……
前線
野口「クッ……やるねぇ、面白い。面白いよ!クックックックックックックック……!」
花輪「野口君、もうその辺にしておいいた方がいいよ」
まる子「たまちゃん……いやだよ……たまちゃん……」
野口「!?」
ブー太郎「ああっ!?」
永沢『うわあっ!罠だったんだ!助けて……!助けてくれぇっ!』
ブー太郎「永沢!?」
花輪「敵は穂波君だけじゃないてことさ。どうやら穂波君にうまく追い込まれてしまったようだね」
花輪「なんて狡猾な人なんだろうね、ベェイビ~」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:30:41.08ID:SGqY++f+0
ブー太郎「ふ……伏兵か……ブー?」
たまえ「ここまで誘い込むまでザクが13機も……」
野口「ククッ……これは面白くない……面白くないねぇ……!」
たまえ「まるちゃん達の戦いが連邦軍全体の士気に影響を及ぼしてるの」
たまえ「だから……ここで消えてね」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:51:10.94ID:SGqY++f+0
艦内
丸尾「左舷!何をしているでしょう!ズバリ!弾幕が薄いでしょう!」
関口『うるせえな!やってんだけど人も火力も足りねえんだよ!』ガガガガガガ
みぎわ「大気圏突入まであと07:00」
丸尾「さらに敵が接近!ズバリ!2機でしょう!」
先生「艦首回頭左90度、メガ粒子砲発射用意です」
丸尾「しかし、艦長それでは……!」
先生「復唱はどうしました?」
丸尾「ズ、ズバリ了解でしょう!艦首回頭左90度、メガ粒子砲発射用意!」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:58:12.95ID:bMCltxysO
ひろしだけクレしんのひろしで再生される
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 01:05:34.06ID:SGqY++f+0
前線
永沢「くそおっ!くそおっ!来るな来るなあっ!あああああああああああっ!!」
永沢「シールドがっ!?僕のジムがあああああああああ!!」メラメラメラ
藤木『早く機体を捨てて脱出するんだ永沢君!』
永沢「藤木君!?」パカッ
藤木『さあこっちへ』
永沢「帰艦したはずじゃあ……」
藤木「嫌だなあ永沢君、僕が親友を見捨てるはずないじゃないか」
永沢「藤木君、君って奴は……!」
藤木(これで永沢君は僕のことを見直すはず。ふふふふふ……)ニヤリ
永沢「でも……楽観していられる状況じゃないようだね……」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 01:21:30.48ID:SGqY++f+0
艦内 医務室
前田「う゛え゛ぇっ……う゛え゛ぇっ!包帯……足りない……足りないよお……!」
前田「だがらクラスで一人一枚づつ作っておけって言っだのに……う゛えぇぇっぐ……!」
前田「これじゃ……怪我人が出たときに手当てできない……ううえ゛っく……!」
山田「あ゛はは!あ゛ははははははは!あで?お゛い前田~!何を泣いてるんだい!?」
前田「バカには関係ないわよ……!」
山田「ぞっかー!あ゛ははは!おいらは機体が損傷しぢゃっだがら帰艦してきたじょ~!?」
前田「……え?山田……血が!」
山田「あれ゛?あ゛……おいらバカだから……気が……付かなかったじょ~……」
前田「山田?山田ああああああああああああああ!!」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 01:50:27.20ID:SGqY++f+0
前線
ブー太郎「これじゃ釘付けだブー!さくら、お前も応戦するブー!」
まる子「で、でも……」
花輪「もういいさ、さくら君、ここは僕らに任せて君は退避してくれたまえ」
まる子「え?」
ブー太郎「なんだってブー?」
花輪「その機体を壊されるとウチのアナハイム・エレクトロニクスが困るのさ」
花輪「なに、心配ないさ。ヒーローは簡単には死なないのさ、ベェイビ~」
まる子「花輪君……」
野口「待って……何か来る……」
一同「「「!?」」」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 01:56:27.76ID:SGqY++f+0
藤木「クソッ!弾切れだ……本当にもう何も残ってない……」
永沢「君と一緒にあの世に行くなんて……絶対に御免だったのにね」
藤木「ふっ……それは僕のセリフさ……」
永沢「ジオンの連中に焼かれてしまった家を……建て直したかったなあ……」
先生『今です!』
丸尾『メガ粒子砲!ズゥバァリ!一斉射でしょおおおおおおお!!』ドオオオオオオオオッ
藤木&永沢「「!?」」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:03:59.57ID:SGqY++f+0
たまえ「!?」
ブー太郎「メガ粒子砲!?」
たまえ「追い込まれていたのは……私たちの方……だったの?」
野口「クッ……ブププッ!ククククククククククク……!」
花輪「まさに、グッドタイミングだったね」
たまえ「くぅっ……!」
花輪「もうやめよう、穂波君。じきに限界点だ。早く離脱した方がいい」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:05:06.22ID:SGqY++f+0
まる子「あ……ああ……!何?何なのさこれ?……こんなの今まで一度も……ああっ……!」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:06:11.74ID:SGqY++f+0
たまえ「また……私だけ生き残った……」
まる子「うう……!」
花輪「さくら君?」
まる子「……いやだよ……何か入ってくる!?……これが……人の……人の死?」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:11:26.74ID:SGqY++f+0
まる子「う……うああ……っ!」ブゥン(ビームサーベルを抜く音)
花輪「さくら君!?」
ブー太郎「さくらっ!」
まる子「あああああああああああああああああああ!!」ゴオオオオッ
たまえ「ま、まるちゃん!?」ガキィッ
野口「ブプッ!プククククククク!アーハハハハハハハハハ!」
野口「死んじゃったよ!いっぺんに……!みぃんないっぺんに死んじゃったよ!アハハハハハハハハハハ!!」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:16:23.79ID:SGqY++f+0
艦内 回収デッキ
藤木「他のみんなは?」
長山「まだ戻ってない……!君達だけだよ」
永沢「大気圏突入限界時間まであと3分か……それまでに戻ってこなければ……」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:22:54.61ID:SGqY++f+0
まる子「うわああああああああああああああああっ!!」
たまえ「何?このザワついた感じ?私、怯えてるの……?」ゴゴゴゴゴゴゴ
ブー太郎「さくら駄目だブー!」
花輪「いけない!僕達も戻れなくなる。今のうちに帰艦しよう」
ブー太郎「ブ……ブー……」
野口「クックックックック……!やっぱり人間は重力の呪縛からは逃れられないんだねぇ……ククククク……」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:31:07.60ID:SGqY++f+0
艦内 居住区
友蔵「放せ!放すんじゃあ!」
母「いけませんおじいちゃん!もうすぐ大気圏突入なんですよ!」
父「今じいさんが出て行ったって無駄死にだってのがわからねぇのか!」
友蔵「放してくれヒロシ!ワシの……ワシの可愛いまる子が死んでしまう!まる子が焼け死んでしまうぅ!」
友蔵「ばあさんに続いてまる子にまで死なれたら……ワシは……ワシはぁ……!」
父「じいさん……!」
友蔵「ああぁ……どうか、神様仏様……まる子を助けてやってくだされぇ……!」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:31:44.37ID:Z1iBP05Q0
ばあさん…
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 03:24:52.82ID:SGqY++f+0
大気圏
まる子「死にたくない死にたくない死にたくないいいいいあああああああああ!!?」ガキィンガキィン
たまえ「も、もう大気圏に……重力につかまる……!」ゴオオオオオ
まる子「いやああああああ……!!」
たまえ「……まるちゃん!!」
まる子「!?」
……
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 03:35:59.39ID:SGqY++f+0
…
……
艦内
みぎわ「さくらさぁん?さくらさん聞こえて?タイムオーバーよ!戻りなさい!さくらさん!」
先生「さくらさん!回収デッキに戻ってください!」
丸尾「高度90km!落下速度マッハ20!ズバリ!制御不能でしょう!」
とし子「まるちゃんがまだ帰ってないんですか!?……ああ……!」
丸尾「外壁温上昇!ズバリ1500度でしょう……!」
先生「……ハッチを……閉鎖してください……」
とし子「そんな……」
……
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 04:02:02.38ID:SGqY++f+0
まる子「……た……ま……ちゃん……!?」
たまえ「いいの……これで……いいの……」
まる子「……だ……め…………だめだよたまちゃん!」グゥン
たまえ「まるちゃん!?」
まる子「たあああああまあああああちゃああああああああああん!!」ゴオオオオオ
たまえ「私を……押し返して……?まるちゃんだめ!オーバーヒートしちゃう!」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 04:07:19.43ID:SGqY++f+0
あたし
さくらももこ
ちびで丸顔だからちびまる
女の子だから子をつけて
ちびまる子
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 04:14:57.23ID:SGqY++f+0
まる子「あたし……あ、あれ?あたしなんで?どひぇ~~!なにこれ!?どうなてんの~!?」
まる子「止まらない!止まらないよおおおお!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
まる子「コントロール出来ないよ!怖いよ死んじゃうよおおおおお!」
まる子「あわわわわわわわ!ま、前にシールドを構えてなんとか……!」
まる子「お母さんお父さんおばあちゃんおじいちゃあああああああああん!」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 04:29:29.87ID:SGqY++f+0
艦内
先生「…………」
丸尾「高度4万メートル。ズバリオゾン層到達でしょう……」
みぎわ「……生きてる……さくらさんの通信が生きてる……!?」
一同「「「!?」」」
とし子「まるちゃんきこえる!?いまどこにいるの?」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 05:49:30.06ID:SGqY++f+0
地上
とし子『まるちゃん!まるちゃん!応答してまるちゃん……!』
まる子「……はあーーー……はあーー……」
まる子「ごわがったよおおおおお……!死ぬかとおぼったよぼおおおお……!」
まる子「はあ……はあ……お……重い……これが……地球の……重力……?」
……
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 05:51:33.96ID:SGqY++f+0
…
……
衛星軌道上
たまえ「……うう……うぐ……ぐす……」
たまえ「うう……本当に……う……私だけ……私だけになっちゃった……」ゴオオッ(ムサイへ帰艦)
後半へつづく
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 14:24:42.64ID:Uu5eXQa30
お姉ちゃんはポリノークサマーンだな
中の人的に
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 15:13:54.31ID:SGqY++f+0
ヤバいお姉ちゃん忘れてた
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 15:45:10.58ID:SGqY++f+0
ホワイトベースのブリッジでまる子の母、すみれが、まる子達の教官教官である戸川の説明を受けていた。
母「先生、まる子は無事なんですね!?」
先生「ええ、中東の砂漠地帯に降下したようです」
友蔵「良かった…本当に良かった…先生!ありがとう!ありがとう!」
ヒロシ「ったく、心配かけやがって」
無事の報せを受け、まる子の家族は安堵の表情を浮かべた。
先ほどまで重くのしかかっていた絶望感が消え、彼女の生存を喜んだ。
しかし、ここからが問題だった。
先生「落ち着いて聞いてください。さくらさんの降下した地点は、ジオン勢力圏の中なんです」
ヒロシ「なぁんだってぇ?」
母「それじゃあ生きて帰れるか分からないじゃありませんか!」
先生「落ち着いてください大丈夫です」
戸川が取り乱すすみれを落ち着かせる。
先生「さくらさんは然るべき訓練を受けていますから」
戸川の言葉を信じるしかない。
この今の状況においては。
ホワイトベースはまる子と合流するため、インド洋を北に進路をとり前進を続ける。
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 15:52:55.47ID:SGqY++f+0
中東 砂漠地帯にて
まる子「あ゛~…熱いよ~…アイス食べたいよ~」
熱砂の只中、まる子は悪態をつきながら機体を砂に埋める作業を進めていた。
ある程度までは機体を操作し砂中に埋め、
胴体部分にはコクピットから降りてまる子自身が砂をかける。
まる子「ふぅ…ふぅ…」
まる子も無事生存している。
自分の肉体も、自分の分身である愛機も健在だった。
それでも状況は非常に悪い。
地形データを照合したところ、ジオン勢力下のエリアだったのだ。
絶望的な状況。
孤立無縁。
たまえの裏切り。
あのやさしいたまちゃんがなぜ。
意識が混乱する直前に感じたあの気持ちの悪さ、あれはなんだったのか―
いや、あれこれ考えるのはよそう。今はただ仲間の元へ帰ることだけに専念しよう。
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 16:05:49.74ID:SGqY++f+0
まる子「ノーマルスーツ…着てなくて正解だったかな」
出撃直前まで寝ていた。
そのため私服のまま機体に乗り込んでしまったのだ。
士官学校に入る前から変わらない怠惰な習慣が功を奏した。
皮肉なことだ。少し自嘲気味に笑う。
連邦軍のノーマルスーツのままうろついていたら、たちまちジオン兵に発見されてしまうだろう。
まる子「ぜぇ~、ぜぇ~…!」
ようやく作業を終えたまる子は、疲労困憊、大粒の汗をだらだらと流して息を切らしている。
敵が来る前にこの場を離れなければ。
無闇に通信も出来ない。
近くの集落に潜んで救援を待とう。
悲観はしていない。きっと切り抜ける。
五体満足の体と、この機体『ガンダム』があれば―
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 17:48:02.25ID:SGqY++f+0
ホワイトベース艦内 医務室
関口「山田が目を覚ましたって?」
ブー太郎「怪我は大したことなかったのかブー?」
前田「一昨日から何も食べてなかったんだって」」
山田「あ゛はははは!お腹がすきすぎて倒れぢゃっだじょ~!」
医務室のベッドに横たわる山田が品のない笑い声を上げている。
食事を取る暇も惜しんで戦闘に明け暮れていた山田は、存外元気そうにしていた。
今のところ、医療分野を除いて、物資に充分なゆとりはあるのだが、
形式上独立部隊となってしまった彼らにとって、
いつ受けられるとも分からない補給をただ待つのは懸案たる事情だった。
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 22:38:29.90ID:KfHcRZyj0
居住区
ここにはサイド7における戦闘のドサクサで収容した300余りの避難民が収容されていた。
さくら家もその中の一家族である。
あくまで戦闘艦なため居住区といっても必要最低限の物しかなく、
狭い寝室、制限された食事、戦闘への恐怖は非戦闘員の彼らにとって耐え難いものであり、
いつ下艦できるか知れない避難民達のストレスも日に日に募っていくばかりだった。
友蔵「まる子が無事で良かったのう」
母「ええ、本当に」
友蔵「お姉ちゃんも無事ならいいんじゃがのう」
父「やめろじいさん。勝手に軍に入って婚約までしたやつの話なんかするな!」
母「お父さん!まだそんな意地張って、お姉ちゃんがかわいそうじゃない!」
友蔵「そうじゃヒロシ!なんてひどいやつじゃ!」
父「へっ、意地っ張りで結構。あんなやつ娘でもなんでもねえや」
なにやら穏やかではない様子だ。
ともあれ、避難民達はもとより、クルー達もまだ知る由もないのだが、
補給の任務を帯びたミデア隊がホワイトベースのもとへ、ジャブロー本部から出立していた。
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 22:41:17.27ID:KfHcRZyj0
中東
まる子「ああ~、やっぱり本場のケバブはヨーグルトソースに限るねぇ」
一口、また一口と、こんがりローストされた肉を口に放り込む
まる子「うししししし、ああ~ん、し・あ・わ・せ~…」パァァァ…
擦り切れた布切れを羽織り、小さな規模の町並みに身を潜めていたまる子は、
異国情緒に浸りつつ、庶民向けの飲食店で英気を養っていた。
どんなに砂にまみれようが、暑かろうが、満足な食料と水があれば人間の心は平穏を得られるものだ。
厨房A「おいお前ぇ~、何さっきからニラんでんだよ~」
まる子はフードを目深くかぶり、息を殺した。
ジオン訛りだ…!
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 23:12:46.85ID:KfHcRZyj0
厨房B「せっかく連邦から解放してやったってのによぉ~!」
特徴的なフリッツヘルメットをかぶった2人のジオン兵が店に入ってきた。
自動小銃をちらつかせながら執拗に店主にからんできている。
まる子(やばいよ~!見つかっちゃうよ~!あわわわわわ……)
厨房A「今日からここ俺らの遊び場な」
厨房B「おらおらぁ、さっさと酒もってこいよぉ~!」
店主「あの……お代の方は……」
厨房A「んだとてめぇ~?」
厨房B「俺らからカネとろうってのかぁ~!?」
店主「ひ、ひいっ……!」
まる子(あわわわわ……ケバブおまけしてくれた優しいおじちゃんがぁ……)
銃床で小突きながら店主をなじるジオン兵達。
???「ったく、しょうがねえ連中だな」
???「やっちまおうぜ大野」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 23:17:13.45ID:KfHcRZyj0
遠くから騒動を見ていた2人の少年が間に割って入った。
厨房A「あ~ん?」
???「いくらなんでもやりすぎじゃねえの?お兄さん達」
???「ここはみんなの場所なんだぜ」
厨房B「てめえ~!ガキきのくせに生意気な口ききやがって!……うっ!」
瞬く間に小銃を奪い取り、ジオン兵をねじ伏せ、銃口を突きつけた。
厨房A「こ、こいつらタダモンじゃねぇ~……」
厨房B「お、覚えてやがれぇ~!」
尻尾を巻いて2人のジオン兵はその場から逃げていった。
まる子「大野君!杉山君!」
(士官)学校のガキ大将、大野と杉山だ。
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 23:19:47.07ID:KfHcRZyj0
杉山「さくら?さくらじゃねえか!」
大野「なんでこんなところにいるんだ?」
さくら「それはこっちのセリフだよ。大野君、東京の(士官)学校に転校したはずなのに」
さくら「もしかしてあたしを助けに?クゥ~、ニクイねぇ~!」
大野「いや、そうじゃねえんだけど……」ポガーン
杉山「偵察だよ。中東戦力の偵察」
店主「…………」
大野「あ、ごめんなおっちゃん。騒がせちまって。」
杉山「これ、少ないけど」
金貨を数枚取り出して渡す。
しかし、店主の心配はそちらの方ではなく―
大野「悪いこと言わないから店を閉めてここから離れたほうがいいぜ」
杉山「あいつらが仲間を連れて戻ってくるだろうし、遅かれ早かれここは危険になる」
店主「は、はあ……」
まる子「それってどういうこと?」
大野「連邦の反抗作戦さ」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 23:53:15.02ID:KfHcRZyj0
ジオン勢力圏宙域 ムサイ艦内
…
……
たまえ「まるちゃん……」
ムサイの居住ブロックの一角、独房のような狭い部屋で、
ダークグリーンのジオン軍服を着たたまえが膝を抱えて座り込んでいる。
ジオン軍に投降しし、一兵士として戦う決意をしたたまえだったが、
当然のごとく、信用を得られない今の段階ではこの狭い寝床しか居場所がない。
たまえ「まるちゃん、無事なのかな」
大気圏に単独で突入したまる子の身を案じるが、ふと我に返り、首を横に振る。
たまえ「いけない。今の私はジオン兵だもんね……」
たまえ「忘れない。連邦が私達家族のコロニーにG3ガスを使ったこと、絶対に忘れない」
たまえ「絶対に許さない……」
たまえの暗く冷たい夜がふけていった。
……
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 01:15:59.04ID:PZDYfiAdO
それぞれの機体教えて
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 01:38:46.14ID:IK4Bzm8k0
>>130
気分転換も兼ねて
まる子 まる子専用ガンダム
たまちゃん メガネザク
花輪 ジム
野口 ジム
ブー太郎 眼キャノン
山田 ガンキャノン
藤木 ジムキャノン
永沢 ジムキャノン
関口 コアファイター ガンタンク
まる子以外は100mmマシンガンとかビームスプレーガン使ってると思う
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 03:21:09.13ID:PZDYfiAdO
>>131
このメンツ相手にザク一機で戦えるたまちゃん何者だよ
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 04:20:24.59ID:IK4Bzm8k0
>>135
やっぱりそう見えるよね文下手だから
他にもムサイとかザクとか戦ってるんだけど
ここで区切ります
ありがとうございましたm(_ _)m
次はちゃんと備蓄してから一気にやりたいと思います
支援してくれた方感謝でス
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 03:49:00.01ID:IK4Bzm8k0
…
……
翌朝
中東 砂漠地帯
まる子「そろそろ合流ポイントだね」
ホワイトベースからの暗号通信で送られてきた座標に到着したまる子達は、
バギーから降りて辺りを見渡した。
杉山「あれだ!」
大野「あれがペガサス級か。すっげえな……」
巨大な白い強襲揚陸艦が地平の向こうから近付いてくる。
大野「関口やブー太郎もいるんだろ?久しぶりだなぁ」
杉山「ジオンのレーダーに発見されると厄介だ。早く合流しようぜ」
再びバギーに乗り込み、走り出す。
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 03:53:28.46ID:IK4Bzm8k0
ホワイトベース艦内
とし子「まるちゃん!無事だったんだね!」
まる子「心配かけてごめんね!」
花輪「ガンダムは理論上大気圏突入が出来る性能を持っているはずだったけど」
花輪「まさか本当にやってのけるとは思わなかったよ、ベェイビ~。ますます惚れ直してしまったよ」
まる子「り、理論上ってあんた……」ポガーン
ブー太郎「大野と杉山も来てたのかブー!」
大野「会いたかったぜみんな!元気そうだな」
まる子達はそれぞれ再会の喜びを分かち合った。
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 03:56:44.32ID:IK4Bzm8k0
杉山「誰も欠けてないだろうな?」
野口「クックックックックッ……まあ、一応ね……ククククク!」
杉山「おい、一応ってどういうことだよ」
全員がうつむいて黙り込む。
野口をのぞいて。
野口「穂波さんがジオンに寝返ったんだよ」
大野「嘘だろ!?」
杉山「いい加減なこと言ってんじゃねえぞ野口!」
野口「本当だよ…今回は殺りそこなったけど次は必ず仕留めるよ……クックックック……」
野口は不気味な笑い声をあげてその場を去っていった。
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 03:59:11.95ID:IK4Bzm8k0
大野「本当に本当なのか?さくら」
まる子「うん……だけど、きっと何か事情があるんだよ……!」
押し殺していた感情があふれだす。
まる子「たまちゃんと…戦いたくなんかないよ……」
大野「……わかった。強化しすぎておかしくなった野口や委員長面してる丸尾はしょうがねえけど」
大野「みんなは穂波を見つけても攻撃はしないこと」
杉山「みんなそれでいいよな?」
一同、こくりとうなずく。
まる子「大野君……ありがとう」
たまえのことが気にかかるまる子だったが、そのことは心の奥底にしまいこみ、
さらなる戦いに向けて気持ちを切り替えなければならなかった。
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 04:00:48.09ID:IK4Bzm8k0
居住区
友蔵「まる子!よく帰ってきたのう…!」
まる子「おじいちゃあ~~~~ん!」
友蔵「まる子~~~~~!」
母「あんまり心配かけるんじゃないよまる子!」
まる子「イヤハヤ、面目ない……」
父「俺は別に心配してなかったぜ……」
まる子「マタマター、ホントは嬉しいくせに。このこのー!」
……
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 04:02:51.71ID:IK4Bzm8k0
…
……
大西洋上
ミデア輸送機内
中東に向かうミデア補給部隊の大きな任務は3つ。
物資の補給
MSの補修
避難民の収容
これらの任務を指揮する女性将校が機内から大西洋を眺めていた。
グレーの無機的な連邦軍服に不似合いなふたつの黒髪のおさげをたたえて。
???「みんなげんきにしてるかしら……」
たまえの裏切りという耐え難い試練を受けるまる子にだったが
この先思わぬ再会が待ち受けていること今はまだ知る由もなかったのである――
……
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 04:05:18.77ID:IK4Bzm8k0
次回へつづく
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 04:07:51.23ID:IK4Bzm8k0
次回予告
まる子「まる子ダヨ☆みんなは『ブラックアウト』って知ってる?あれ嫌だよねー」
まる子「急激にGがかかっちゃって目が見えなくなっちゃうの。その隙を敵に狙われたらもう最悪☆」
まる子「しかも足場が砂地だから宇宙育ちのあたしにゃキツ過ぎるよ。トホホホホ(泣)」
まる子「こんなことなら(士官)学校ズル休みしないでちゃんと地上戦の授業受けとけばよかったよ」
まる子「次回はそんなお話☆それじゃ、まったねー☆」
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 04:13:23.84ID:kMaSE+wk0
ヤバい幻聴でエンディング流れてきた
先生「みなさん、おちついてください。総員第一戦闘配備です」
まる子「トホホ……大気圏突入のタイミングを狙われるなんて……」
まる子「あたしゃホントついいてない女だねぇ……」
丸尾君「さくらさん!ズバリ!戦闘中の私語は慎むべきでしょう!」
まる子「あれま、すっかり囲まれちゃって。これじゃいくら落としてもきりがないねぇ」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 20:24:39.06ID:zl6rQksj0
みぎわ「右舷カタパルト開きまぁす」
みぎわ「はなわくぅん、私のために必ず無事で帰ってきてねぇん!」
花輪君「……ははは」ポガーン
花輪君「君達を残して死にはしないさ……ベェイビ~」
ヒデじい「ぼっちゃん、くれぐれもお気をつけて」
花輪君「ああ、行ってくるよ、ヒデじい」
まる子「さて、あたしもぼちぼち行こうかな」
まる子「まる子、行っきま~す!」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 20:40:13.26ID:zl6rQksj0
母「まる子っ!」バタバタバタ
母「あんたまたノーマルスーツも着ないで出撃したね!!」
まる子「ええ~!だって縫い目ばっかりでビンボ臭いじゃん!」
まる子「ほかのみんなは可愛いアップリケとかつけてるのにさ~!」
丸尾君「さくらさんのお母様!ズバリ!ブリッジへの立ち入りは禁止でしょう!」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 22:35:31.10ID:sxf6cXHV0
まる子「接敵したからもう通信切るからね!」
母「ちょっとまる子!あんまり遊んでないで限界時間になる前に帰ってくるのよ!」
まる子「あー!もー!聞こえなーい!ミノフスキー粒子のせいで聞こえなーい!じゃあね!」
母「まる子っ?まる子っ!……まったくもう、親の気も知らないで……」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 22:37:02.10ID:sxf6cXHV0
山田「あはは!あはは!あ゛はははははははははは!!」」ドドドドドドドドドド
藤木「山田も出てきたか……」
山田「落ぢろ゛~! 落ぢろ゛~!」
山田「あ゛はははははははははははは!!」ドドドドドドドドドド
藤木「やたらめったら撃ちまくって、あれじゃいくら弾薬があっても足りやいない」
永沢「そういう君も弾切れじゃないのかい?藤木君」
藤木「ああ、ここは山田君に任せて僕は補給に戻らせてもらうよ……」
永沢「藤木君、そんな事言って逃げるつもりじゃないだろうね?」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 22:37:02.88ID:6RP3gk7L0
脳内再生パネェ
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 22:41:03.35ID:sxf6cXHV0
藤木「ふっ……戦場で生き延びるには卑怯なぐらいが丁度いいのさ……」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 22:54:44.81ID:sxf6cXHV0
まる子「……や、山田……あいかわらずめちゃくちゃだねぇ……」
山田「あ゛はは!あ゛はは!ざぐら~!お遅がっだじゃら゛いか~!」
山田「あ゛んまり遅いがら゛全弾撃ぢ尽ぐじぢゃっだじょ~!」
まる子「って山田!あんた被弾してるじゃないの!ちょっと退避した方がいいよ!」
山田「あ゛れ゛れ゛?ホントだ!」
山田「敵を倒すのに夢中で全然気付がな゛がったじょ~!」
まる子「どんだけ馬鹿なのさ……」
山田「じゃ、あ゛とは任ぜだじょ~!あ゛!そうだ」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 22:56:23.83ID:sxf6cXHV0
山田「やけに敵の退き際が良ずぎだがら゛なんだか怪しいじょ~。気を付ける゛んだじょ~」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:00:05.39ID:sxf6cXHV0
野口さん「…………」ドドドドドドド
野口さん「へえ……面白いねえ……この攻撃をかわすなんて……」
野口さん「本当に面白いよ……クックックックックッ……!」」
山根「うわあっ……!?こ、これが……実戦……!?ううっ!胃腸が……」
ブー太郎「下がれブー!病人は足手まといだブー!」
まる子「ホントだよ。無理しないで下がりなよ。あとはあたしにまかせてさ」
ブー太郎「さくら!また寝坊したなブー!」
野口さん「さくらさん……あの敵の機体、よーく見てごらんよ」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:00:50.70ID:sxf6cXHV0
まる子「えっ」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:03:55.25ID:sxf6cXHV0
まる子「あの動き……もしかしてたまちゃん!?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:12:39.68ID:sxf6cXHV0
たまえ「……まるちゃん?」
まる子「たまちゃん……やっぱり生きてたんだ!」
花輪君「おっと……これは予想外の展開じゃないか……!」
ブー太郎「信じられないブー……!」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:18:24.32ID:sxf6cXHV0
たまえ「…………」
まる子「たま……ちゃん?どうしてライフルなんか向けるの?」
たまえ「……仕方……ないの……」
野口「へぇ……そういうこと……ますます面白くたってきたねぇ……クククッ……!」
まる子「やめてよ!たまちゃん……!」
まる子「この戦争が終わったら、一緒に百恵ちゃんのコンサート行くって約束したじゃん!」
たまえ「ごめんね、まるちゃん……」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:22:03.86ID:sxf6cXHV0
まる子「どうしてたまちゃんがジオン軍にいるのさ!」
たまえ「まるちゃんこそ!連邦軍がどんなにひどいことをしてきたか分かってるの!?」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:38:08.89ID:sxf6cXHV0
まる子「答えになってないよ!」
花輪「やめたまえさくらくん。彼女は本気さ」
まる子「グスン……しかたないじゃんか……戦争なんだから!」
まる子「あたしだってホントはこんなことしたくなかったよ!」
野口「面倒だから、ちょっと本気出しちゃおっかな……クックックックック……!」
ブー太郎「の、野口のやつ強化しすぎでもう手が付けられないブー……」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:43:45.43ID:sxf6cXHV0
まる子「やめてよ野口さん……!あれにはたまちゃんがのってるんだよ!」
野口「さくらさん」
まる子「?」
野口「さっき自分で言ったじゃない……戦争だから仕方ないって」
野口「だからこれは仕方のないことなんだよ……クククククククク……!」
たまえ「私、誰が相手でも容赦しないよ!」
……
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:56:43.89ID:UP64bKAwO
まる子「トホホ……あたしゃ最強だよ」
杉山「おい!なんだよこれ!?四方からの攻撃だと!?オールレンジ攻撃か!?」
大野「杉山お前バカ野郎!!前に出過ぎだ!!そいつはさくらの操作するファンネルだ!!」
まる子「逃がしゃしないよ…!」キュイン
まる子「ファンネル!!」
ファンネル「まる子や、あまりこき使わんどくれ、腰が痛くてのう」
杉山「うわあぁぁぁぁぁあ被弾した!!!!大野好きだああぁぁぁぁぁああ!!!!!!!」
ドゴーン!!!!
大野「Oh!!Noーーーーーーーーーー!!!!」
ひろし「チッ、きたねえ花火だぜ」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 23:57:22.85ID:sxf6cXHV0
艦内
丸尾「艦長!ズバリ!穂波さんは重大な軍規違反を犯しているでしょう!」
丸尾「学級委員として学級裁判の開廷をすべきでしょう!」
先生「丸尾君、今はこの包囲から脱出することを優先してください」
丸尾「しかし……」
先生「いいですね?」
丸尾「……ズバリ!了解でしょう!」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:02:54.03ID:SGqY++f+0
ピピッ
先生「長山君」
長山『はい、せんせい』
先生「メインエンジンの出力が落ちています。どうしたんですか?」
長山『すいません。今回路をバイパスしているところです』
先生「早急に対処してください」
長山『はい!がんばります』
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:05:58.56ID:SGqY++f+0
長山「……小春、お兄ちゃん頑張るからな……」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:18:09.78ID:SGqY++f+0
…
……
前線
野口「クッ……やるねぇ、面白い。面白いよ!クックックックックックックック……!」
花輪「野口君、もうその辺にしておいいた方がいいよ」
まる子「たまちゃん……いやだよ……たまちゃん……」
野口「!?」
ブー太郎「ああっ!?」
永沢『うわあっ!罠だったんだ!助けて……!助けてくれぇっ!』
ブー太郎「永沢!?」
花輪「敵は穂波君だけじゃないてことさ。どうやら穂波君にうまく追い込まれてしまったようだね」
花輪「なんて狡猾な人なんだろうね、ベェイビ~」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:30:41.08ID:SGqY++f+0
ブー太郎「ふ……伏兵か……ブー?」
たまえ「ここまで誘い込むまでザクが13機も……」
野口「ククッ……これは面白くない……面白くないねぇ……!」
たまえ「まるちゃん達の戦いが連邦軍全体の士気に影響を及ぼしてるの」
たまえ「だから……ここで消えてね」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:51:10.94ID:SGqY++f+0
艦内
丸尾「左舷!何をしているでしょう!ズバリ!弾幕が薄いでしょう!」
関口『うるせえな!やってんだけど人も火力も足りねえんだよ!』ガガガガガガ
みぎわ「大気圏突入まであと07:00」
丸尾「さらに敵が接近!ズバリ!2機でしょう!」
先生「艦首回頭左90度、メガ粒子砲発射用意です」
丸尾「しかし、艦長それでは……!」
先生「復唱はどうしました?」
丸尾「ズ、ズバリ了解でしょう!艦首回頭左90度、メガ粒子砲発射用意!」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:58:12.95ID:bMCltxysO
ひろしだけクレしんのひろしで再生される
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 01:05:34.06ID:SGqY++f+0
前線
永沢「くそおっ!くそおっ!来るな来るなあっ!あああああああああああっ!!」
永沢「シールドがっ!?僕のジムがあああああああああ!!」メラメラメラ
藤木『早く機体を捨てて脱出するんだ永沢君!』
永沢「藤木君!?」パカッ
藤木『さあこっちへ』
永沢「帰艦したはずじゃあ……」
藤木「嫌だなあ永沢君、僕が親友を見捨てるはずないじゃないか」
永沢「藤木君、君って奴は……!」
藤木(これで永沢君は僕のことを見直すはず。ふふふふふ……)ニヤリ
永沢「でも……楽観していられる状況じゃないようだね……」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 01:21:30.48ID:SGqY++f+0
艦内 医務室
前田「う゛え゛ぇっ……う゛え゛ぇっ!包帯……足りない……足りないよお……!」
前田「だがらクラスで一人一枚づつ作っておけって言っだのに……う゛えぇぇっぐ……!」
前田「これじゃ……怪我人が出たときに手当てできない……ううえ゛っく……!」
山田「あ゛はは!あ゛ははははははは!あで?お゛い前田~!何を泣いてるんだい!?」
前田「バカには関係ないわよ……!」
山田「ぞっかー!あ゛ははは!おいらは機体が損傷しぢゃっだがら帰艦してきたじょ~!?」
前田「……え?山田……血が!」
山田「あれ゛?あ゛……おいらバカだから……気が……付かなかったじょ~……」
前田「山田?山田ああああああああああああああ!!」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 01:50:27.20ID:SGqY++f+0
前線
ブー太郎「これじゃ釘付けだブー!さくら、お前も応戦するブー!」
まる子「で、でも……」
花輪「もういいさ、さくら君、ここは僕らに任せて君は退避してくれたまえ」
まる子「え?」
ブー太郎「なんだってブー?」
花輪「その機体を壊されるとウチのアナハイム・エレクトロニクスが困るのさ」
花輪「なに、心配ないさ。ヒーローは簡単には死なないのさ、ベェイビ~」
まる子「花輪君……」
野口「待って……何か来る……」
一同「「「!?」」」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 01:56:27.76ID:SGqY++f+0
藤木「クソッ!弾切れだ……本当にもう何も残ってない……」
永沢「君と一緒にあの世に行くなんて……絶対に御免だったのにね」
藤木「ふっ……それは僕のセリフさ……」
永沢「ジオンの連中に焼かれてしまった家を……建て直したかったなあ……」
先生『今です!』
丸尾『メガ粒子砲!ズゥバァリ!一斉射でしょおおおおおおお!!』ドオオオオオオオオッ
藤木&永沢「「!?」」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:03:59.57ID:SGqY++f+0
たまえ「!?」
ブー太郎「メガ粒子砲!?」
たまえ「追い込まれていたのは……私たちの方……だったの?」
野口「クッ……ブププッ!ククククククククククク……!」
花輪「まさに、グッドタイミングだったね」
たまえ「くぅっ……!」
花輪「もうやめよう、穂波君。じきに限界点だ。早く離脱した方がいい」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:05:06.22ID:SGqY++f+0
まる子「あ……ああ……!何?何なのさこれ?……こんなの今まで一度も……ああっ……!」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:06:11.74ID:SGqY++f+0
たまえ「また……私だけ生き残った……」
まる子「うう……!」
花輪「さくら君?」
まる子「……いやだよ……何か入ってくる!?……これが……人の……人の死?」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:11:26.74ID:SGqY++f+0
まる子「う……うああ……っ!」ブゥン(ビームサーベルを抜く音)
花輪「さくら君!?」
ブー太郎「さくらっ!」
まる子「あああああああああああああああああああ!!」ゴオオオオッ
たまえ「ま、まるちゃん!?」ガキィッ
野口「ブプッ!プククククククク!アーハハハハハハハハハ!」
野口「死んじゃったよ!いっぺんに……!みぃんないっぺんに死んじゃったよ!アハハハハハハハハハハ!!」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:16:23.79ID:SGqY++f+0
艦内 回収デッキ
藤木「他のみんなは?」
長山「まだ戻ってない……!君達だけだよ」
永沢「大気圏突入限界時間まであと3分か……それまでに戻ってこなければ……」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:22:54.61ID:SGqY++f+0
まる子「うわああああああああああああああああっ!!」
たまえ「何?このザワついた感じ?私、怯えてるの……?」ゴゴゴゴゴゴゴ
ブー太郎「さくら駄目だブー!」
花輪「いけない!僕達も戻れなくなる。今のうちに帰艦しよう」
ブー太郎「ブ……ブー……」
野口「クックックックック……!やっぱり人間は重力の呪縛からは逃れられないんだねぇ……ククククク……」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:31:07.60ID:SGqY++f+0
艦内 居住区
友蔵「放せ!放すんじゃあ!」
母「いけませんおじいちゃん!もうすぐ大気圏突入なんですよ!」
父「今じいさんが出て行ったって無駄死にだってのがわからねぇのか!」
友蔵「放してくれヒロシ!ワシの……ワシの可愛いまる子が死んでしまう!まる子が焼け死んでしまうぅ!」
友蔵「ばあさんに続いてまる子にまで死なれたら……ワシは……ワシはぁ……!」
父「じいさん……!」
友蔵「ああぁ……どうか、神様仏様……まる子を助けてやってくだされぇ……!」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 02:31:44.37ID:Z1iBP05Q0
ばあさん…
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 03:24:52.82ID:SGqY++f+0
大気圏
まる子「死にたくない死にたくない死にたくないいいいいあああああああああ!!?」ガキィンガキィン
たまえ「も、もう大気圏に……重力につかまる……!」ゴオオオオオ
まる子「いやああああああ……!!」
たまえ「……まるちゃん!!」
まる子「!?」
……
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 03:35:59.39ID:SGqY++f+0
…
……
艦内
みぎわ「さくらさぁん?さくらさん聞こえて?タイムオーバーよ!戻りなさい!さくらさん!」
先生「さくらさん!回収デッキに戻ってください!」
丸尾「高度90km!落下速度マッハ20!ズバリ!制御不能でしょう!」
とし子「まるちゃんがまだ帰ってないんですか!?……ああ……!」
丸尾「外壁温上昇!ズバリ1500度でしょう……!」
先生「……ハッチを……閉鎖してください……」
とし子「そんな……」
……
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 04:02:02.38ID:SGqY++f+0
まる子「……た……ま……ちゃん……!?」
たまえ「いいの……これで……いいの……」
まる子「……だ……め…………だめだよたまちゃん!」グゥン
たまえ「まるちゃん!?」
まる子「たあああああまあああああちゃああああああああああん!!」ゴオオオオオ
たまえ「私を……押し返して……?まるちゃんだめ!オーバーヒートしちゃう!」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 04:07:19.43ID:SGqY++f+0
あたし
さくらももこ
ちびで丸顔だからちびまる
女の子だから子をつけて
ちびまる子
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 04:14:57.23ID:SGqY++f+0
まる子「あたし……あ、あれ?あたしなんで?どひぇ~~!なにこれ!?どうなてんの~!?」
まる子「止まらない!止まらないよおおおお!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
まる子「コントロール出来ないよ!怖いよ死んじゃうよおおおおお!」
まる子「あわわわわわわわ!ま、前にシールドを構えてなんとか……!」
まる子「お母さんお父さんおばあちゃんおじいちゃあああああああああん!」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 04:29:29.87ID:SGqY++f+0
艦内
先生「…………」
丸尾「高度4万メートル。ズバリオゾン層到達でしょう……」
みぎわ「……生きてる……さくらさんの通信が生きてる……!?」
一同「「「!?」」」
とし子「まるちゃんきこえる!?いまどこにいるの?」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 05:49:30.06ID:SGqY++f+0
地上
とし子『まるちゃん!まるちゃん!応答してまるちゃん……!』
まる子「……はあーーー……はあーー……」
まる子「ごわがったよおおおおお……!死ぬかとおぼったよぼおおおお……!」
まる子「はあ……はあ……お……重い……これが……地球の……重力……?」
……
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 05:51:33.96ID:SGqY++f+0
…
……
衛星軌道上
たまえ「……うう……うぐ……ぐす……」
たまえ「うう……本当に……う……私だけ……私だけになっちゃった……」ゴオオッ(ムサイへ帰艦)
後半へつづく
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 14:24:42.64ID:Uu5eXQa30
お姉ちゃんはポリノークサマーンだな
中の人的に
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 15:13:54.31ID:SGqY++f+0
ヤバいお姉ちゃん忘れてた
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 15:45:10.58ID:SGqY++f+0
ホワイトベースのブリッジでまる子の母、すみれが、まる子達の教官教官である戸川の説明を受けていた。
母「先生、まる子は無事なんですね!?」
先生「ええ、中東の砂漠地帯に降下したようです」
友蔵「良かった…本当に良かった…先生!ありがとう!ありがとう!」
ヒロシ「ったく、心配かけやがって」
無事の報せを受け、まる子の家族は安堵の表情を浮かべた。
先ほどまで重くのしかかっていた絶望感が消え、彼女の生存を喜んだ。
しかし、ここからが問題だった。
先生「落ち着いて聞いてください。さくらさんの降下した地点は、ジオン勢力圏の中なんです」
ヒロシ「なぁんだってぇ?」
母「それじゃあ生きて帰れるか分からないじゃありませんか!」
先生「落ち着いてください大丈夫です」
戸川が取り乱すすみれを落ち着かせる。
先生「さくらさんは然るべき訓練を受けていますから」
戸川の言葉を信じるしかない。
この今の状況においては。
ホワイトベースはまる子と合流するため、インド洋を北に進路をとり前進を続ける。
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 15:52:55.47ID:SGqY++f+0
中東 砂漠地帯にて
まる子「あ゛~…熱いよ~…アイス食べたいよ~」
熱砂の只中、まる子は悪態をつきながら機体を砂に埋める作業を進めていた。
ある程度までは機体を操作し砂中に埋め、
胴体部分にはコクピットから降りてまる子自身が砂をかける。
まる子「ふぅ…ふぅ…」
まる子も無事生存している。
自分の肉体も、自分の分身である愛機も健在だった。
それでも状況は非常に悪い。
地形データを照合したところ、ジオン勢力下のエリアだったのだ。
絶望的な状況。
孤立無縁。
たまえの裏切り。
あのやさしいたまちゃんがなぜ。
意識が混乱する直前に感じたあの気持ちの悪さ、あれはなんだったのか―
いや、あれこれ考えるのはよそう。今はただ仲間の元へ帰ることだけに専念しよう。
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 16:05:49.74ID:SGqY++f+0
まる子「ノーマルスーツ…着てなくて正解だったかな」
出撃直前まで寝ていた。
そのため私服のまま機体に乗り込んでしまったのだ。
士官学校に入る前から変わらない怠惰な習慣が功を奏した。
皮肉なことだ。少し自嘲気味に笑う。
連邦軍のノーマルスーツのままうろついていたら、たちまちジオン兵に発見されてしまうだろう。
まる子「ぜぇ~、ぜぇ~…!」
ようやく作業を終えたまる子は、疲労困憊、大粒の汗をだらだらと流して息を切らしている。
敵が来る前にこの場を離れなければ。
無闇に通信も出来ない。
近くの集落に潜んで救援を待とう。
悲観はしていない。きっと切り抜ける。
五体満足の体と、この機体『ガンダム』があれば―
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 17:48:02.25ID:SGqY++f+0
ホワイトベース艦内 医務室
関口「山田が目を覚ましたって?」
ブー太郎「怪我は大したことなかったのかブー?」
前田「一昨日から何も食べてなかったんだって」」
山田「あ゛はははは!お腹がすきすぎて倒れぢゃっだじょ~!」
医務室のベッドに横たわる山田が品のない笑い声を上げている。
食事を取る暇も惜しんで戦闘に明け暮れていた山田は、存外元気そうにしていた。
今のところ、医療分野を除いて、物資に充分なゆとりはあるのだが、
形式上独立部隊となってしまった彼らにとって、
いつ受けられるとも分からない補給をただ待つのは懸案たる事情だった。
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 22:38:29.90ID:KfHcRZyj0
居住区
ここにはサイド7における戦闘のドサクサで収容した300余りの避難民が収容されていた。
さくら家もその中の一家族である。
あくまで戦闘艦なため居住区といっても必要最低限の物しかなく、
狭い寝室、制限された食事、戦闘への恐怖は非戦闘員の彼らにとって耐え難いものであり、
いつ下艦できるか知れない避難民達のストレスも日に日に募っていくばかりだった。
友蔵「まる子が無事で良かったのう」
母「ええ、本当に」
友蔵「お姉ちゃんも無事ならいいんじゃがのう」
父「やめろじいさん。勝手に軍に入って婚約までしたやつの話なんかするな!」
母「お父さん!まだそんな意地張って、お姉ちゃんがかわいそうじゃない!」
友蔵「そうじゃヒロシ!なんてひどいやつじゃ!」
父「へっ、意地っ張りで結構。あんなやつ娘でもなんでもねえや」
なにやら穏やかではない様子だ。
ともあれ、避難民達はもとより、クルー達もまだ知る由もないのだが、
補給の任務を帯びたミデア隊がホワイトベースのもとへ、ジャブロー本部から出立していた。
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 22:41:17.27ID:KfHcRZyj0
中東
まる子「ああ~、やっぱり本場のケバブはヨーグルトソースに限るねぇ」
一口、また一口と、こんがりローストされた肉を口に放り込む
まる子「うししししし、ああ~ん、し・あ・わ・せ~…」パァァァ…
擦り切れた布切れを羽織り、小さな規模の町並みに身を潜めていたまる子は、
異国情緒に浸りつつ、庶民向けの飲食店で英気を養っていた。
どんなに砂にまみれようが、暑かろうが、満足な食料と水があれば人間の心は平穏を得られるものだ。
厨房A「おいお前ぇ~、何さっきからニラんでんだよ~」
まる子はフードを目深くかぶり、息を殺した。
ジオン訛りだ…!
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 23:12:46.85ID:KfHcRZyj0
厨房B「せっかく連邦から解放してやったってのによぉ~!」
特徴的なフリッツヘルメットをかぶった2人のジオン兵が店に入ってきた。
自動小銃をちらつかせながら執拗に店主にからんできている。
まる子(やばいよ~!見つかっちゃうよ~!あわわわわわ……)
厨房A「今日からここ俺らの遊び場な」
厨房B「おらおらぁ、さっさと酒もってこいよぉ~!」
店主「あの……お代の方は……」
厨房A「んだとてめぇ~?」
厨房B「俺らからカネとろうってのかぁ~!?」
店主「ひ、ひいっ……!」
まる子(あわわわわ……ケバブおまけしてくれた優しいおじちゃんがぁ……)
銃床で小突きながら店主をなじるジオン兵達。
???「ったく、しょうがねえ連中だな」
???「やっちまおうぜ大野」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 23:17:13.45ID:KfHcRZyj0
遠くから騒動を見ていた2人の少年が間に割って入った。
厨房A「あ~ん?」
???「いくらなんでもやりすぎじゃねえの?お兄さん達」
???「ここはみんなの場所なんだぜ」
厨房B「てめえ~!ガキきのくせに生意気な口ききやがって!……うっ!」
瞬く間に小銃を奪い取り、ジオン兵をねじ伏せ、銃口を突きつけた。
厨房A「こ、こいつらタダモンじゃねぇ~……」
厨房B「お、覚えてやがれぇ~!」
尻尾を巻いて2人のジオン兵はその場から逃げていった。
まる子「大野君!杉山君!」
(士官)学校のガキ大将、大野と杉山だ。
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 23:19:47.07ID:KfHcRZyj0
杉山「さくら?さくらじゃねえか!」
大野「なんでこんなところにいるんだ?」
さくら「それはこっちのセリフだよ。大野君、東京の(士官)学校に転校したはずなのに」
さくら「もしかしてあたしを助けに?クゥ~、ニクイねぇ~!」
大野「いや、そうじゃねえんだけど……」ポガーン
杉山「偵察だよ。中東戦力の偵察」
店主「…………」
大野「あ、ごめんなおっちゃん。騒がせちまって。」
杉山「これ、少ないけど」
金貨を数枚取り出して渡す。
しかし、店主の心配はそちらの方ではなく―
大野「悪いこと言わないから店を閉めてここから離れたほうがいいぜ」
杉山「あいつらが仲間を連れて戻ってくるだろうし、遅かれ早かれここは危険になる」
店主「は、はあ……」
まる子「それってどういうこと?」
大野「連邦の反抗作戦さ」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 23:53:15.02ID:KfHcRZyj0
ジオン勢力圏宙域 ムサイ艦内
…
……
たまえ「まるちゃん……」
ムサイの居住ブロックの一角、独房のような狭い部屋で、
ダークグリーンのジオン軍服を着たたまえが膝を抱えて座り込んでいる。
ジオン軍に投降しし、一兵士として戦う決意をしたたまえだったが、
当然のごとく、信用を得られない今の段階ではこの狭い寝床しか居場所がない。
たまえ「まるちゃん、無事なのかな」
大気圏に単独で突入したまる子の身を案じるが、ふと我に返り、首を横に振る。
たまえ「いけない。今の私はジオン兵だもんね……」
たまえ「忘れない。連邦が私達家族のコロニーにG3ガスを使ったこと、絶対に忘れない」
たまえ「絶対に許さない……」
たまえの暗く冷たい夜がふけていった。
……
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 01:15:59.04ID:PZDYfiAdO
それぞれの機体教えて
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 01:38:46.14ID:IK4Bzm8k0
>>130
気分転換も兼ねて
まる子 まる子専用ガンダム
たまちゃん メガネザク
花輪 ジム
野口 ジム
ブー太郎 眼キャノン
山田 ガンキャノン
藤木 ジムキャノン
永沢 ジムキャノン
関口 コアファイター ガンタンク
まる子以外は100mmマシンガンとかビームスプレーガン使ってると思う
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 03:21:09.13ID:PZDYfiAdO
>>131
このメンツ相手にザク一機で戦えるたまちゃん何者だよ
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 04:20:24.59ID:IK4Bzm8k0
>>135
やっぱりそう見えるよね文下手だから
他にもムサイとかザクとか戦ってるんだけど
ここで区切ります
ありがとうございましたm(_ _)m
次はちゃんと備蓄してから一気にやりたいと思います
支援してくれた方感謝でス
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 03:49:00.01ID:IK4Bzm8k0
…
……
翌朝
中東 砂漠地帯
まる子「そろそろ合流ポイントだね」
ホワイトベースからの暗号通信で送られてきた座標に到着したまる子達は、
バギーから降りて辺りを見渡した。
杉山「あれだ!」
大野「あれがペガサス級か。すっげえな……」
巨大な白い強襲揚陸艦が地平の向こうから近付いてくる。
大野「関口やブー太郎もいるんだろ?久しぶりだなぁ」
杉山「ジオンのレーダーに発見されると厄介だ。早く合流しようぜ」
再びバギーに乗り込み、走り出す。
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 03:53:28.46ID:IK4Bzm8k0
ホワイトベース艦内
とし子「まるちゃん!無事だったんだね!」
まる子「心配かけてごめんね!」
花輪「ガンダムは理論上大気圏突入が出来る性能を持っているはずだったけど」
花輪「まさか本当にやってのけるとは思わなかったよ、ベェイビ~。ますます惚れ直してしまったよ」
まる子「り、理論上ってあんた……」ポガーン
ブー太郎「大野と杉山も来てたのかブー!」
大野「会いたかったぜみんな!元気そうだな」
まる子達はそれぞれ再会の喜びを分かち合った。
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 03:56:44.32ID:IK4Bzm8k0
杉山「誰も欠けてないだろうな?」
野口「クックックックックッ……まあ、一応ね……ククククク!」
杉山「おい、一応ってどういうことだよ」
全員がうつむいて黙り込む。
野口をのぞいて。
野口「穂波さんがジオンに寝返ったんだよ」
大野「嘘だろ!?」
杉山「いい加減なこと言ってんじゃねえぞ野口!」
野口「本当だよ…今回は殺りそこなったけど次は必ず仕留めるよ……クックックック……」
野口は不気味な笑い声をあげてその場を去っていった。
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 03:59:11.95ID:IK4Bzm8k0
大野「本当に本当なのか?さくら」
まる子「うん……だけど、きっと何か事情があるんだよ……!」
押し殺していた感情があふれだす。
まる子「たまちゃんと…戦いたくなんかないよ……」
大野「……わかった。強化しすぎておかしくなった野口や委員長面してる丸尾はしょうがねえけど」
大野「みんなは穂波を見つけても攻撃はしないこと」
杉山「みんなそれでいいよな?」
一同、こくりとうなずく。
まる子「大野君……ありがとう」
たまえのことが気にかかるまる子だったが、そのことは心の奥底にしまいこみ、
さらなる戦いに向けて気持ちを切り替えなければならなかった。
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 04:00:48.09ID:IK4Bzm8k0
居住区
友蔵「まる子!よく帰ってきたのう…!」
まる子「おじいちゃあ~~~~ん!」
友蔵「まる子~~~~~!」
母「あんまり心配かけるんじゃないよまる子!」
まる子「イヤハヤ、面目ない……」
父「俺は別に心配してなかったぜ……」
まる子「マタマター、ホントは嬉しいくせに。このこのー!」
……
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 04:02:51.71ID:IK4Bzm8k0
…
……
大西洋上
ミデア輸送機内
中東に向かうミデア補給部隊の大きな任務は3つ。
物資の補給
MSの補修
避難民の収容
これらの任務を指揮する女性将校が機内から大西洋を眺めていた。
グレーの無機的な連邦軍服に不似合いなふたつの黒髪のおさげをたたえて。
???「みんなげんきにしてるかしら……」
たまえの裏切りという耐え難い試練を受けるまる子にだったが
この先思わぬ再会が待ち受けていること今はまだ知る由もなかったのである――
……
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 04:05:18.77ID:IK4Bzm8k0
次回へつづく
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 04:07:51.23ID:IK4Bzm8k0
次回予告
まる子「まる子ダヨ☆みんなは『ブラックアウト』って知ってる?あれ嫌だよねー」
まる子「急激にGがかかっちゃって目が見えなくなっちゃうの。その隙を敵に狙われたらもう最悪☆」
まる子「しかも足場が砂地だから宇宙育ちのあたしにゃキツ過ぎるよ。トホホホホ(泣)」
まる子「こんなことなら(士官)学校ズル休みしないでちゃんと地上戦の授業受けとけばよかったよ」
まる子「次回はそんなお話☆それじゃ、まったねー☆」
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 04:13:23.84ID:kMaSE+wk0
ヤバい幻聴でエンディング流れてきた
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