セーフティ ルーキー
石破「安全装置がかかっているぞ、新米」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 12:19:54.06 ID:c4Ng+rqq0
石破天驚拳に見えた
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 12:20:17.34 ID:dXOSwsdj0
先に言われた
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 12:21:22.21 ID:DQc07YR8P
石破「待たせたな」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 12:21:42.11 ID:Sn9aqfKj0
レッツパリィィィ!
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 12:32:43.61 ID:asULnf8l0
ゲルたんときいて
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 14:05:32.16 ID:fVfRNKfY0
石破「――はい、そうです」
石破「与党の誰も、海外に送付されるはずだった子供手当が我々の懐に入っている事に気付いておりません」
石破「ええ、例の二足歩行戦車ですが、三菱重工の極秘ラインで量産体制に入っています」
石破「菅も鳩山も、小沢も……勿論谷垣代表も」
石破「これが完成すれば、皆我々の前に膝をつく事になるでしょう」
石破「――ハハッ、いえ、おっしゃる通りです」
石破「それでは、レールガンユニットと核弾頭の件、どうかよろしくお願いいたします」
石破「――オバマ大統領」
METAL GEAR ISHIBA -JIMIN EATER-
2012 spring coming soon...
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 14:21:20.63 ID:Atqxg10/0
池上彰「世界とは無数の信管を突き刺した巨大な爆弾のようなものです」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:39:17.55 ID:hDN93yFP0
>>17
綺麗に脳内再生されたwwwwwwwwwwww
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 14:44:14.76 ID:EJ1syBAX0
そのうち本当にメタルギアについて語りそうで困る
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 15:34:58.68 ID:fVfRNKfY0
――2010年某月某日、日テレスタジオ内にて。
揺らぐ照明、崩れる壁面。
「太田総理」収録中のスタジオは、突如急激な揺れに見舞われた。
石破「……"お話"はここまでのようだな、天敵」
太田「な、なんだこの地響きは……?」
石破「私は今まで、この番組で君と様々な意見を交わしてきた」
石破「君の意見の鋭さは想像以上だった。それはもう、ただのお笑い芸人上がりのタレントとは思えないほどに」
太田「石破さん、アンタ一体何を!?」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 15:42:23.19 ID:fVfRNKfY0
次の瞬間辺りに響き渡ったのは、耳をつんざく機械音。
それはさながら、猛獣の咆哮のようでもあった。
太田「み、耳がッ!?」
石破「君は"危険"だ。我々の計画の妨げにしかならない存在だ」
聴覚を守るべく、自らの両手で塞がれた太田の耳には、もはや良いs場の声は届いていない。
苦悶の表情を浮かべつつ石破のいた方を見やった太田は愕然とした。
彼の視覚が捉えたのは、窓から身を乗り出す石破の姿。
太田「い、石破ぁぁぁ!!」
石破「さよならだ。実に有意義な時間だったよ、"総理"」
次の瞬間、一際大きく建物が揺れたかと思うと、石破はそのまま窓から姿を消えていた。
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 16:02:59.14 ID:fVfRNKfY0
太田は、たった今石破が身を投げた窓へと駆け寄った。
太田「っ、石破さん……ッ!?」
石破と同じように窓から身を乗り出した太田は愕然とした。
眼下にはいつも見慣れた駐車場があるはずだったが、
そのほとんどが巨大な"何か"に占められている。
向こう側を向いていたその"何か"は、驚いた事に二足で小刻みに旋回しつつ、
背負っている巨大な筒の先端をこちらに向けていた。
石破『これが、改革を告げる新たな力だ!』
太田「!? あれは……」
鋼鉄の巨体を支えるのは鳥のような逆関節の二足。
その背部の筒は戦略ミサイルに対応したレールガン・ユニットであり、
両肩には三連装ミサイルポッドがそれぞれ二基ずつ装備されていた。
胴体部の中心に設けられたコクピットの左右には、機銃が数門見受けられる。
太田はその兵器の名前を知っていた。
それは、冷戦の最中から西側陣営が開発を続けていたという二足歩行戦車。
太田「メタル……ギア……」
コクピットから微かに覗く石破の口元に、邪悪な笑みが浮かび――
次の瞬間、爆音と共に太田の視界が白に染まった。
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 16:41:52.36 ID:fVfRNKfY0
――2ヶ月後、日本の首都・東京にて
石破『――そこで我々は、自衛隊にこの新型兵器・メタルギアを組み込み再編する事にした』
石破『勿論、我が国から戦争を仕掛ける事は今後何が起ころうとも、決して起こり得ない』
石破『我々は憲法第9条を誇りに思っているし、それに関しては大多数の国民の皆さんも同じだと思っている』
石破『我が国が有するのは絶対の防衛力であり報復施設でもある、歩く核ミサイル発射基地だ!』
石破『これは決して"軍事力"ではない!』
石破『多くの国が核を保持している中で、日本が自衛隊と同様に保持すべき"抑止力"なのだ!』
スネーク「……嫌な放送だな」
オタコン『2ヶ月前のクーデターで、日本国内で秘密裏に建造されていたメタルギアがテレビ局を破壊し、内閣府を制圧』
オタコン『元防衛大臣・石破シゲルの暴走……平和ボケした日本人じゃ、とてもじゃないけど彼を止められなかったんだろうね』
スネーク「ビッグ・シェルの一件が終わったと思っていたら、今度は日本か……」
スネーク「物騒な世の中だ」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 16:59:02.67 ID:fVfRNKfY0
反メタルギア財団「フィランソロピー」の創始者ソリッド・スネークは、
黒のジーンズとグレーのカッターシャツを身に纏い、歩行者に紛れて永田町を歩いていた。
携帯電話を持って歩く彼の姿に、他の歩行者と違う点は一切見受けられない。
通話中だというのに、器用な事に胸ポケットから煙草を一本つまみ出し、歩きながら火を点けている。
スネーク「それで、今回の任務は――」
オタコン『勿論、あのメタルギアの破壊だ』
スネーク「それはわかってる。ただ……」
オタコン『ただ?』
スネーク「あの男……イシバ、といったか。奴は新型を量産して、自衛隊に配備すると言っていたな?」
オタコン『あぁ、その点は"まだ"大丈夫。僕がハックしたデータによると、今のところオリジナルの1機しかロールアウトしていないらしい』
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:19:30.03 ID:fVfRNKfY0
スネーク「そいつはどうして? ブリーフィングじゃ、日本有数の大企業・三菱重工が量産ラインを敷いているらしいじゃないか」
オタコン『簡単な事さ。今、日本にはおカネがないんだ。これっぽっちもね』
スネーク「そいつは間抜けな話だ。金もないのにどうして量産ラインを?」
オタコン『彼らにはアテがあるのさ。メタルギアによる武力を背景に、近隣諸国にばら撒かれた自国の金を回収する、というアテがね』
スネーク「――子供手当、か」
オタコン『その通り』
二人はほぼ同時に深いため息をついた。
スネークが煙草の煙を吐き出している間、オタコンが呆れたような声でさらに続ける。
オタコン『先代の内閣総理大臣・鳩山由紀夫が、子育てを支援するために行った「子供手当制度」』
オタコン『それ自体は立派な発案なんだけど、いかんせん金をばら撒きすぎた』
オタコン『額にして2兆3000億円……最新鋭のステルス戦闘機・F-22およそ100機分だ』
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:28:41.58 ID:WApVCzRz0
子供手当wwwwwwwwwwwwwww
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:35:01.02 ID:fVfRNKfY0
オタコン『子供手当の給付対象の問題は、アメリカでも話題になっただろう?』
スネーク「ああ……詳しくは覚えていないが」
オタコン『うーん、まあ手っ取り早く言えば、日本人の子供でも子供手当てを受け取れない子がいたんだけど、
それを横目に外国人の家庭が受け取っていたんだ。その額、子ども一人に対して月13,000円。およそ150ドルだね』
スネーク「そいつはすごいな」
オタコン『子供手当を受け取るために、養子縁組までしてやって来た家庭もあったらしい。
安直なばら撒き政策のお陰で、その他の税金も上がってしまった。実際、この法案で得をした人はあまり多くは無かったんだ』
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:36:08.58 ID:45GTD4OJO
真面目な話なのに吹いてしまった
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:45:55.66 ID:fVfRNKfY0
再び口から白煙を噴き出したスネークが顔をしかめた。
腑に落ちないと言わんばかりの表情だ。
スネーク「それで、その金を回収するために核を? ……ちょっと軽率すぎやしないか?」
オタコン『それは僕も気にはなっているんだけど、あまり本質的な問題じゃないね。
あくまでも僕たちの目的はメタルギアの破壊だ』
スネーク「しかし、あのメタルギアに搭載されているはずの核……まさか日本独自に用意したものじゃないだろう?」
オタコン『――確かにね。今の時代、核はどこにでもある。
何か理由があって、他国から横流しされていたとしても不思議じゃないだろう。だけど――』
眼鏡のフレームを右手の中指で直しつつ、オタコンは言う。
オタコン『実用に足るレールガン技術なんて、米海軍くらいにしか無いはずなんだ』
スネーク「――愛国者達、か」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:56:10.18 ID:fVfRNKfY0
――数時間後、夜の永田町にて
夜の闇にまぎれ、黒い影が住宅地を駆け抜けていた。
風にたなびく非常に長いバンダナを巻いた男、ソリッド・スネーク。
シャドー・モセスやビッグ・シェル事件でも愛用していたスニーキング・スーツに身を包んだ彼は、
内閣府への潜入任務(スニーキング・ミッション)に赴こうとしていた。
オタコン『いいかい、スネーク。日中の下見でルートは把握していると思うけど、十分に気を付けてくれよ。
今の日本政府はかなりキレてる状態だ。ここでフィランソロピーの代表格である君の行動が知られたら……』
スネーク「言われなくてもわかってるさ。安心しろ、オタコン」
オタコン「それこそわかってるよ。君の実力は本物だ」
スネーク「そいつは有難い。ステルス迷彩はないが、相手は日本のSPだ。何の問題もないだろう」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 18:18:41.52 ID:fVfRNKfY0
スネークの足が止まる。
その目の前には、近代的な造りの6階建てのビルがそびえ立っていた。
内閣府。内閣の政策の手助けを行う、日本の中央省庁の一つだ。
オタコン『今回のミッションの目的は、新型メタルギアのありかを突き止める事だ。
国会に潜り込んでいたウチのスパイからの連絡によれば、
新型の整備・調整などは全て内閣府の管轄らしいよ』
スネーク「……日本の国会はどうなっているんだ」
スネークは思わず頭を抱えた。どうにも間抜けすぎる。
オタコン『あんなに巨大なものをどこに隠しているのかは知らないけど、
その中に手掛かりがある事は間違いない。いつも通り潜入して、目的を達してくれ』
スネーク「……了解した。任務を開始する!」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 18:23:59.41 ID:cOt2jw4q0
やばい
おもしろい
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 18:32:52.03 ID:fVfRNKfY0
入ってすぐ拍子抜けしたのが、門番がうたた寝をしていた事だ。
自らの幸運に感謝しつつ、建物の陰に隠れつつ背面の非常階段へと向かう。
スネーク「……見張りか」
非常階段には見張りが三人。
落ち着いてバックパックからMk.22(麻酔銃)を取り出す。
サプレッサーによって消音された麻酔銃から放たれた弾は、
見事に一番下の見張りの頭部に直撃する。
スネーク「……っ!」ピュッ ピュッ
続けて2射。これらも寸分違わず頭部に命中した。
スネーク「どうやら腕は鈍っていないようだ」
他の兵士に見つからないように三人を縛り、スネークは非常階段を忍び足で駆け上がる。
目指すは6階。建物の最上階だ。
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 18:46:48.70 ID:fVfRNKfY0
人の気配を感じない事を確認し、スネークは全速力で廊下を駆け抜ける。
足音は、着用しているスニーキング・スーツが消してくれるので問題ない。
スネーク「……ここか」
目的の場所に到着した。
眼前の扉には「内閣総理大臣」と書かれたプレートが掲げられている。
オタコン『やっぱり、まず探すとしたらそこだろうね。
一応まだ内閣総理大臣は菅ナオトという事になってるけど、
実際は石破が内閣を仕切っているといっても過言じゃない。
彼の執務はそこで行われているみたいだ』
スネーク「……」
Mk.22とナイフを構え、CQC(近接格闘術)の構えをとる。
内部から物音が聞こえてこない事を確認すると、スネークはドアノブを回した。
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:03:31.25 ID:fVfRNKfY0
既に夜も2時を回っていたが、まだ仕事を続けている官僚もいる事だろう。
スネークは最悪の事態も考えていたが、石破シゲルはそこにはいなかった。
まずは一安心、といったところか。
しかし、人気のない執務室には鍵も掛けられておらず、なんとも不気味な感じがする。
手早く済ませるに越したことはないらしい。
ソファの陰に隠れたスネークはバックパックから暗視ゴーグルを取り出し、装着した。
2秒もすると、光学処理を施された室内の様子がゴーグルに鮮明に浮かび上がる。
上等な革張りのソファ、インテリアテーブル、大きな執務机に食器棚。
国のトップが使用するに相応しい調度が揃えられているようだ。
スネーク「――始めるか」
スネークはまず執務机に向かった。
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:15:24.32 ID:fVfRNKfY0
机の上に紙切れが1枚、文鎮で押さえてあった。
スネークはその紙を持ちあげ、信じられないといった声を上げた。
スネーク「……オタコン、あった。新型の整備・調整計画書だ」
オタコン『あ、あぁ、良かったじゃないか』
スネーク「何なんだ、これは。あからさまに俺を誘ってるじゃないか」
オタコン『うーん、まあ見つかったならそれでいいんじゃないかな。
他の官僚が獲りに来る予定だったのかもしれないし。
一応聞くけど本物かい、それ?』
オタコンの問いかけに応じ、スネークは暗視ゴーグルを照合モードに変更した。
組織のデータバンクと通信して指紋・筆跡・実印の判定を瞬時にやってのける、
オタコン考案の新システムだ。
スネーク「――ああ、間違いない。日本の内閣総理大臣印と1ミリのズレもない」
オタコン『そうか、それは良かった。
スネーク、それならもうそこに用はない。早く脱出した方がいい』
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:25:29.04 ID:fVfRNKfY0
スネーク「了解――ッ!?」
通信を切ろうとした瞬間、乾いた銃声が響き渡り、
直後に背後の窓ガラスが割れる音がした。
特に痛みはない――弾は外れたらしい。
よく目を凝らすと、レーザーサイトの赤い光が窓から侵入し、
スネークの体を這うように進んでいた。
オタコン『スネーク!? どうしたんだ、スネーク!!』
スネーク「大丈夫だ! 当たっていない!」
即座にしゃがみ込み、壁に張り付く。
二度目の銃声。
弾丸は、先ほどまでスネークの心臓があった場所を通過していった。
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:31:02.96 ID:fVfRNKfY0
スネーク「隣の建物の屋上から狙撃されているらしい」
オタコン『なんて事だ……今にSPが来るぞ! どうするスネーク!?』
スネーク「落ち着け、オタコン……確かこの建物には屋上があったな」
オタコン『あるけど……ああ、なるほど!』
スネーク「屋上に立てこもって先に狙撃手を始末する!」
そう言うや否や、スネークは屋上への階段目指して走り出した。
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:39:39.77 ID:fVfRNKfY0
屋上への出口は狙撃手がいる建物とのちょうど反対側に位置しており、
予想以上に落ち着いて屋上の扉を封鎖する事が出来た。
彼我の距離は10メートルほど。
スネーク相手では、狙撃銃でイニシアチブをとれる距離ではない。
スネークは狙撃手の方へ声を張り上げた。
スネーク「……そこにいるのか? 出てこい!」
???「……参っちまったなァ」
銃を構えていないスネークを確認した後、
姿を現したのは狙撃銃を携え、スーツを着た男性だった。
若干口が曲がったその男性は、政治に疎いスネークでもよく見知った人物だ。
スネーク「……麻生タロー元総理、か?」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:41:29.91 ID:S1xQ6R+v0
やっぱりあそーだった
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:41:36.03 ID:qvPVwcrh0
麻生「チョロチョロすんない」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:42:29.28 ID:rhx6wKms0
麻生太郎直々ww
スナイパー・アソウか
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 20:23:00.56 ID:fVfRNKfY0
麻生「その距離から顔まで見えるたァな……年寄りにゃちとキツイか」
スネーク「――俺を見逃してくれるなら、別に戦う必要はない」
麻生「そういう訳にゃいかねェんだ……悪いな」
オタコン『麻生さん、あなたほどの人が何故石破に従っているんです!?
メタルギアを持てば、それは単なる抑止力では済まない!
逆に"敵"を招き入れる元凶になりかねません!』
スネークはオタコンの言葉をそのまま麻生元総理に伝える。
麻生「違ェねェや。あんたは正しい。確かに俺は石破を止められなかった。
ただな、今俺の目の前にいるお前さんも、もう日本にとっちゃ"敵"なんだ。
俺にはあんたを見逃すことはできねェ。わかるよな?」
オタコン『麻生さん!!』
麻生「まさか俺の銃撃をかわしてのける奴がいるたァ思わなかったがな。
もう俺にはどうしようもねェんだ、最後に一花――
咲かせてくれや、盗人野郎!!」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 20:20:08.57 ID:byjQ14msO
石破が造ったのはレックスだよな 一機あたり幾らぐらいするんだろ
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 20:45:01.62 ID:fVfRNKfY0
麻生にはわかっていた。
石破が自衛隊をイラクに派遣するといった時から。
こんな事態が――日本が世界を震撼させるような"抑止力"を手に入れる日がやって来るのではないかと。
――第1射。スニーキング・スーツを身に纏った男は難なく避ける。
それも当然だ。狙撃銃は、こんな状況で動き回る相手に使うものではない。
スネークの放った銃弾が、右腿に突き刺さる。
痛みはない。ショックでトんでしまっているのだろうか?
麻生の右足は踏ん張りが利かなくなり、彼はその場でバランスを崩した。
退くわけにはいかない。石破は明らかに正気を失っている。
ここで生き延びて、俺が石破を説得しなければ……
あいつは、話を聞いてくれるだろうか?
――第2射。照準のブレが上手く作用したのか、男の頬を銃弾が掠める。
なんだ、俺ってまだまだ現役じゃねェか。
鮮血が飛び散った直後、敵の放った銃弾が左肩へと吸い込まれる。
また、痛みはない。
なンだコレ、アタマが、ぼンやりして……
倒れこむ寸前、銃声が聞こえた気がした。
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 20:52:07.61 ID:fVfRNKfY0
スネーク「……参った」
オタコン『スネーク、大丈夫かい!?』
スネーク「ああ、別に当たってはいないが……
倒れこむ直前に、もう一発撃ってきた。
2発も撃ち込めば、もう体は動かせないはずじゃないのか?」
オタコン『あれは1発でインド象でも寝込んでしまう麻酔薬だ。
撃てるはずはないと思うんだけど……』
スネーク「――そうか」
倒れこんだ麻生はもう動き出す気配はない。
麻酔が十分に回って来たのだろう。
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 20:53:57.68 ID:k8tS4bLO0
麻生に麻酔ってなんか同属だからきかなさそう
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 20:58:24.54 ID:fVfRNKfY0
スネーク「随分と時間を食ってしまったな。
……そろそろか」
階段の方から足音が聞こえ始めた。
SP達がようやくここにたどり着いたらしい。
扉を開けようとしているが、
執務室から持ってきた瞬間接着剤でドアノブを固めておいたので、
もうしばらくは大丈夫だろう。
SP「くそっ、開かない!」
SP「どけ、こいつを使う! グレネード!」
スネーク「もうゆっくりしていられないか」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 21:02:01.34 ID:k8tS4bLO0
いやいやwwwマスターキー使えよwwww
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 21:04:59.26 ID:qvPVwcrh0
>>72
接着剤接着剤
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 21:07:15.86 ID:k8tS4bLO0
>>73
マスターキーってのはショットガンのスラングね
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 21:05:16.09 ID:fVfRNKfY0
スネークは屋上の扉から死角になる位置の手すりに、
バックパックから取り出したロープをくくりつけた。
スネーク「シャドーモセスの教訓が役に立ったな」
オタコン『ラベリングだね。あのときはハインドから逃げてたんだっけ……
!? スネーク、SPが来るよ!』
スネーク「わかった、行くぞ!」
グレネードの爆発音が前方から聞こえる。
麻生を一瞥した後、しっかりと固定したロープを命綱に、
スネークは壁を伝って降下していった。
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 21:48:59.34 ID:TX8KUC0u0
麻生がwkmtで再生されたんだけど
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:01:34.95 ID:LoTnH0rq0
石を破るって名前までかっこいいよね、ゲル。
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:15:16.19 ID:fVfRNKfY0
――翌日8:00、東京湾
内閣府脱出から数時間後、
スネークはSP達に正体を知られることなく離脱する事に成功していた。
スネーク「あの書類によると、新型は南鳥島の地下ドッグで整備・調整を受けているらしい」
オタコン『そのようだね。麻生さんは数日は目を覚まさないだろうから、僕らの正体が石破にばれる事はない』
スネーク「だが、メタルギアを狙う者の存在が明るみに出てしまった。
明らかにやりにくくなるはずだが……どうすればいい、オタコン?」
オタコン『まあ単純な話だよ。どこかに移送される前に破壊してしまえばいい』
スネーク「簡単に言ってくれるな」
オタコン『だから全速力でここまで来たんだろう?
あとはそこらの漁師に"協力"してもらって、船を出させればこっちのものさ』
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:24:39.72 ID:fVfRNKfY0
スネーク「しかし、南鳥島とは考えたな……」
オタコン『そうだね。あの島は調査員や、島を維持する作業員しか入れない人工島だ。
いままでは領海や経済水域にこだわっているだけだと思ってたんだけど……
巨大兵器の整備ドッグがあったとはね、正直恐れ入ったよ』
スネーク「ビッグ・シェル事件の時のような偽装方法だな。
随分と手の込んだ事をするものだ」
ふと前方を見やると、目の前に巨大な港湾が開けているのが見て取れた。
8:00を回ったというのに、大小様々な船が停泊している。
ここの船乗りたちはあまり寝覚めが良くないのだろうか。
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:28:48.23 ID:N4O4WxA/0
なんだこれクソおもしれぇ鼻血でた
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:32:15.83 ID:c4aR2JKXO
俺もケツから血が出た
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:33:37.07 ID:fVfRNKfY0
スネーク「オタコン、一番足の速い船はどれだ?」
オタコン『やっぱり中型のボートだろうね。
本当は上等なエンジンを積んだ船でも見つかればいいんだけど、
ここじゃあまり期待できないかな』
なるほど、と頷いてスネークは周囲を見渡す。
オタコンが言ったのに当てはまりそうな船は――早速あった。
個人用の中型ボートのようだ。
スネークは船の持ち主らしき金髪の青年に声をかけて見た。
スネーク「すまない、何も聞かずに船を出してくれないか?
どうしても、南鳥島に行かなければならないんだ」
???「南鳥島? なんであんなところに……って、お前は!?」
スネーク「!? ……貴様、どこかで会ったか?」
???「ヒッ! お、俺だよ俺、シャドーモセスの牢屋の!」
スネーク「……ああ、あの下痢看守か」
ジョニー「俺はジョニー! 下痢看守なんて名前じゃない!」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:40:20.32 ID:YIw3tpwp0
>>1だが面白い
ありがとう
ほんとに
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:40:24.04 ID:fVfRNKfY0
スネーク「……それで、ジョニー? 船を出してくれるのか、くれないのか?」
ジョニー「そ、そんないきなり!
あの島は一般市民立ち入り禁止だろ?
俺なんかが近付いちゃ攻撃されちまうよ!!」
スネーク「攻撃? 日本にそんな物騒な島があるのか?」
ジョニー「あ、あそこだけは特別なんだ!
なんか近づくと警告とかされて!
この間なんか、一緒に行ったボート仲間が調子に乗って近づいたら、
俺の目の前で撃たれちまったんだよぉ!!」
スネーク「……なるほどな。なあジョニー。怖いのはわかる。
行けるところまででいい。俺に協力してくれないか」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:47:55.46 ID:fVfRNKfY0
ジョニー「い、嫌だね! なんで俺があんたのために!」
スネーク「頼む。お前を男だと見込んでの頼みだ。
下痢でも任務を投げ出さない、その忠勤ぶりを見込んでのな」
ジョニー「っ……」
情けない顔を浮かべてしばらく思案しているようだったが、
次に顔を上げた時にはジョニーの顔つきは変わっていた。
ジョニー「わかったよ……」
スネーク「おお、やってくれるのか!」
ジョニー「け、警告されるラインギリギリまでだからな!
そこから先は、あんた一人で泳いで行くんだぞ!」
スネーク「十分だ――ジョニー、もう頼む。時間がないんだ」
ジョニー「り、了解!」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:50:17.82 ID:fVfRNKfY0
ジョニーのボートは軽快に海の上を走っていく。
オタコンの見込みは間違っていなかったようだ。
スネーク「何メートル前までなら大丈夫なんだ?」
ジョニー「大体100メートル……うん、そのくらいだな」
スネーク「そうか……こいつがもてばいいが」
ジョニー「? 何だそれ?」
スネーク「段ボールだ」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:50:34.65 ID:kVdzpFoR0
ジョニーwww
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:58:29.35 ID:fVfRNKfY0
ジョニーは本当に哀れんだような目でスネークを見つめた。
ジョニー「な、なんで段ボールなんか……どうせ水に入ったら溶けちまうだろ?」
スネーク「日本製の耐水段ボールでな、海産物の輸送なんかによく使われる。
それにさらに灯油をしみ込ませ、乾かしたものがこれだ」
ジョニー「水上擬装用段ボール?」
スネーク「そうだ。軽く半日は使えるぞ」
ジョニー「……あんた、暇なんだな」
スネーク「信じれば必ず応えてくれる。段ボールとはそういうものだ。
シャドー・モセスでもそうだ。何度も命を助けられた」
ジョニー「そうか――大切な相棒なんだな」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:01:33.51 ID:LoTnH0rq0
ダンボール無双w
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:04:28.14 ID:f+rRkg9E0
なんで実際のゲームでもスネークはそんなに
ダンボールを愛してるんだっけ?w
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:07:06.20 ID:fVfRNKfY0
船を飛ばすこと数時間。
スネークたちはようやく、警告ラインぎりぎりの海域に到着した。
オタコンが発明した灯油段ボール(半ば無理やり作らせた)を被ると、
スネークはジョニーに礼を告げた。
ジョニー「気にするなよ。俺を褒めてくれたのは、あんたが初めてだからな!」
スネーク「フッ……また会おう!」
ジョニー「ああ、まt(グギュルルルルゥゥゥ) あ、あぁっ!
や、やばいやばやばやb……そ、それじゃあなスネーk」
腹の音を盛大に響かせつつ、ジョニーは船を反転・急発進させた。
緊張の糸が一気に切れてしまったらしい。
ジョニー「うひょおおおおおおおおおおおおおっっっっっ!!??」
スネーク「あれさえなけりゃ良い兵士になると思うんだがな……」
苦笑いしつつ、スネークは島に向かって泳ぎ始める。
決戦の地……あの島の地下目指して。
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:16:55.93 ID:fVfRNKfY0
――正午過ぎ、南鳥島表層部にて
段ボールのお陰で怪しまれることなく上陸できた。
だが、一度濡れた耐水段ボールは再利用できない。
このまま被っても灯油臭いだけで、かえって見つかりやすい。
スネークは大いに悩んだ末、結局上陸地点に置いていく事にした。
戦友の墓を作れない事を悔みながらも、
彼は島の中心部に向かって歩を進めた。
オタコン『入口がどこにあるかわからない、か……』
スネーク「敵兵らしき姿も見当たらない。
尋問する相手もいないのでは手の打ちようがないな」
オタコン『……まずいな。
そろそろ新型の移送準備が行われていてもおかしくないっていうのに』
スネーク「……?」
オタコン『どうしたんだいスネーク?』
スネーク「あの段ボールがない。持って行かれた!」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:25:26.75 ID:vW+ITDlJ0
資源ごみになったのだ…
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:33:23.99 ID:fVfRNKfY0
オタコン『……これはチャンスかもしれないね』
スネーク「ああ、敵兵が持って行ったのだとすれば入口を聞き出せる」
来た道を戻り、灯油の匂いを辿って敵兵を探し始める。
灯油の染みた段ボールの使い道はおそらくただ一つ。
最悪の状況を想定して追跡を行っていたスネークだったが、
遠くに見えた黒い煙から、悪い予想が的中してしまった事を知る。
敵兵に後ろからゆっくりと近づき、右腕で首をホールド。
左手でナイフを突き付ける。
スネーク「入口はどこだ!? 言え!」
兵士「ヒ、ヒッ! ちゅ、中央広場の、が、崖の、下っ」ガクブル
スネーク「お前はそこで眠っていろ!」
背負い投げで敵兵を段ボールの亡骸の上に叩きつける。
何か肉が焦げる音がするが、
火は消えていたので気にしないようにした。
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:34:04.01 ID:H4JibbY/0
段ボールの亡骸・・・
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:42:56.41 ID:fVfRNKfY0
――南鳥島地下基地 B1F
段ボールの犠牲を乗り越え、スネークは地下基地への侵入に成功した。
多数の整備兵が作業を行っており、警備も厳重だ。
地下1階はレールガン・ユニットやミサイルポッドなど、
外付け武装の取り付けを行う場所のようだ。
スネーク「潜入に成功した。オタコン、ハッキングは進んでいるか?」
オタコン『バッチリだよスネーク。
どうやらそこは大きく分けて三層、つまり地下1階から3階までのフロアに分かれているらしい。
さらに各フロアは西と東のブロックに分かれているみたいだ』
スネーク「俺が今いるのは西ブロックか……
メタルギアの本体はどこにある?」
オタコン『おそらくは地下3階。そのフロアだけ天井が高く設計されているみたいだ』
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:50:14.88 ID:fVfRNKfY0
スネーク「目指すのは地下3階の西ブロックか」
スネーク「地下基地ごと埋める事は出来るのか?」
オタコン『構造的に不可能ではないけど、スネークも一緒に埋まっちゃうね。
悪いんだけど、今回はC4を用意できなかったんだ』
スネーク「爆薬がないんじゃ、先にレールガンを破壊しておく事も出来ないな。
正攻法で行くしかないか……」
敵兵に見つからないよう、スネークはゆっくりと階段を下りていく。
スニーキング・スーツが湿っているため、消音効果は期待できそうにない。
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:14:58.31 ID:LVL4x21/0
スネーク「エレベーター前に二人……他に警備はなしか」
作業場に比べ、エレベーター周辺は警備が薄かった。
これならエレベーターに乗って移動してもなんとかなりそうだ。
愛用のMk.22をいつもどおりに構え、2発の麻酔弾を発射する。
スネーク「こいつらは隠して縛って……よし、と」
スネークが一連の作業を終えると、エレベーターが到着した。
中に誰も乗っていないのを確認しつつ、ゆっくりと乗り込む。
スネーク「目指すは地下3階……!」
「B3」ボタンを押した後、スネークは力を込めて「閉」ボタンを押した。
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:29:29.96 ID:LVL4x21/0
――南鳥島地下基地 B3F
地下3階の様子は1階とほとんど変わらないようだ。
異なるのは整備兵が全くいない事、そしてあるはずのメタルギア本体が存在しない事。
オタコンの読みはどうやら外れたようだった。
スネーク「オタコン、地下3階にメタルギアはなかった!」
オタコン『えっ!? ほ、本当かい?
ちょっと待って、他にアレが入りそうな場所は……』
オタコンがペースを上げて調べてくれているらしい。
こんな時の彼は本当に頼もしい限りだ。
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:40:07.17 ID:LVL4x21/0
だめだ、眠くてもう書けない……
侵入したあたりから書き直したい……
落としちゃっても良いYO!
乗っ取りに付き合ってくれてありがとうございます
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:59:04.33 ID:NQstWs+kO
>>112乙
書いてくれるなら保守するぜ
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 01:00:07.32 ID:LVL4x21/0
>>116
明日の夕方以降ならいけるよ!
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:41:51.18 ID:4Pyr/mu00
!
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:57:48.73 ID:S3A/v+QwO
↓ゲームオーバーのAA
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 01:12:48.47 ID:QKzbgsYx0
スネーク!?どうしたんだ!?スネェェーク!!
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残念ながら未完です。夕方の本編に期待!
レッツパリィィィ!
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 12:32:43.61 ID:asULnf8l0
ゲルたんときいて
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 14:05:32.16 ID:fVfRNKfY0
石破「――はい、そうです」
石破「与党の誰も、海外に送付されるはずだった子供手当が我々の懐に入っている事に気付いておりません」
石破「ええ、例の二足歩行戦車ですが、三菱重工の極秘ラインで量産体制に入っています」
石破「菅も鳩山も、小沢も……勿論谷垣代表も」
石破「これが完成すれば、皆我々の前に膝をつく事になるでしょう」
石破「――ハハッ、いえ、おっしゃる通りです」
石破「それでは、レールガンユニットと核弾頭の件、どうかよろしくお願いいたします」
石破「――オバマ大統領」
METAL GEAR ISHIBA -JIMIN EATER-
2012 spring coming soon...
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 14:21:20.63 ID:Atqxg10/0
池上彰「世界とは無数の信管を突き刺した巨大な爆弾のようなものです」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:39:17.55 ID:hDN93yFP0
>>17
綺麗に脳内再生されたwwwwwwwwwwww
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 14:44:14.76 ID:EJ1syBAX0
そのうち本当にメタルギアについて語りそうで困る
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 15:34:58.68 ID:fVfRNKfY0
――2010年某月某日、日テレスタジオ内にて。
揺らぐ照明、崩れる壁面。
「太田総理」収録中のスタジオは、突如急激な揺れに見舞われた。
石破「……"お話"はここまでのようだな、天敵」
太田「な、なんだこの地響きは……?」
石破「私は今まで、この番組で君と様々な意見を交わしてきた」
石破「君の意見の鋭さは想像以上だった。それはもう、ただのお笑い芸人上がりのタレントとは思えないほどに」
太田「石破さん、アンタ一体何を!?」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 15:42:23.19 ID:fVfRNKfY0
次の瞬間辺りに響き渡ったのは、耳をつんざく機械音。
それはさながら、猛獣の咆哮のようでもあった。
太田「み、耳がッ!?」
石破「君は"危険"だ。我々の計画の妨げにしかならない存在だ」
聴覚を守るべく、自らの両手で塞がれた太田の耳には、もはや良いs場の声は届いていない。
苦悶の表情を浮かべつつ石破のいた方を見やった太田は愕然とした。
彼の視覚が捉えたのは、窓から身を乗り出す石破の姿。
太田「い、石破ぁぁぁ!!」
石破「さよならだ。実に有意義な時間だったよ、"総理"」
次の瞬間、一際大きく建物が揺れたかと思うと、石破はそのまま窓から姿を消えていた。
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 16:02:59.14 ID:fVfRNKfY0
太田は、たった今石破が身を投げた窓へと駆け寄った。
太田「っ、石破さん……ッ!?」
石破と同じように窓から身を乗り出した太田は愕然とした。
眼下にはいつも見慣れた駐車場があるはずだったが、
そのほとんどが巨大な"何か"に占められている。
向こう側を向いていたその"何か"は、驚いた事に二足で小刻みに旋回しつつ、
背負っている巨大な筒の先端をこちらに向けていた。
石破『これが、改革を告げる新たな力だ!』
太田「!? あれは……」
鋼鉄の巨体を支えるのは鳥のような逆関節の二足。
その背部の筒は戦略ミサイルに対応したレールガン・ユニットであり、
両肩には三連装ミサイルポッドがそれぞれ二基ずつ装備されていた。
胴体部の中心に設けられたコクピットの左右には、機銃が数門見受けられる。
太田はその兵器の名前を知っていた。
それは、冷戦の最中から西側陣営が開発を続けていたという二足歩行戦車。
太田「メタル……ギア……」
コクピットから微かに覗く石破の口元に、邪悪な笑みが浮かび――
次の瞬間、爆音と共に太田の視界が白に染まった。
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 16:41:52.36 ID:fVfRNKfY0
――2ヶ月後、日本の首都・東京にて
石破『――そこで我々は、自衛隊にこの新型兵器・メタルギアを組み込み再編する事にした』
石破『勿論、我が国から戦争を仕掛ける事は今後何が起ころうとも、決して起こり得ない』
石破『我々は憲法第9条を誇りに思っているし、それに関しては大多数の国民の皆さんも同じだと思っている』
石破『我が国が有するのは絶対の防衛力であり報復施設でもある、歩く核ミサイル発射基地だ!』
石破『これは決して"軍事力"ではない!』
石破『多くの国が核を保持している中で、日本が自衛隊と同様に保持すべき"抑止力"なのだ!』
スネーク「……嫌な放送だな」
オタコン『2ヶ月前のクーデターで、日本国内で秘密裏に建造されていたメタルギアがテレビ局を破壊し、内閣府を制圧』
オタコン『元防衛大臣・石破シゲルの暴走……平和ボケした日本人じゃ、とてもじゃないけど彼を止められなかったんだろうね』
スネーク「ビッグ・シェルの一件が終わったと思っていたら、今度は日本か……」
スネーク「物騒な世の中だ」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 16:59:02.67 ID:fVfRNKfY0
反メタルギア財団「フィランソロピー」の創始者ソリッド・スネークは、
黒のジーンズとグレーのカッターシャツを身に纏い、歩行者に紛れて永田町を歩いていた。
携帯電話を持って歩く彼の姿に、他の歩行者と違う点は一切見受けられない。
通話中だというのに、器用な事に胸ポケットから煙草を一本つまみ出し、歩きながら火を点けている。
スネーク「それで、今回の任務は――」
オタコン『勿論、あのメタルギアの破壊だ』
スネーク「それはわかってる。ただ……」
オタコン『ただ?』
スネーク「あの男……イシバ、といったか。奴は新型を量産して、自衛隊に配備すると言っていたな?」
オタコン『あぁ、その点は"まだ"大丈夫。僕がハックしたデータによると、今のところオリジナルの1機しかロールアウトしていないらしい』
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:19:30.03 ID:fVfRNKfY0
スネーク「そいつはどうして? ブリーフィングじゃ、日本有数の大企業・三菱重工が量産ラインを敷いているらしいじゃないか」
オタコン『簡単な事さ。今、日本にはおカネがないんだ。これっぽっちもね』
スネーク「そいつは間抜けな話だ。金もないのにどうして量産ラインを?」
オタコン『彼らにはアテがあるのさ。メタルギアによる武力を背景に、近隣諸国にばら撒かれた自国の金を回収する、というアテがね』
スネーク「――子供手当、か」
オタコン『その通り』
二人はほぼ同時に深いため息をついた。
スネークが煙草の煙を吐き出している間、オタコンが呆れたような声でさらに続ける。
オタコン『先代の内閣総理大臣・鳩山由紀夫が、子育てを支援するために行った「子供手当制度」』
オタコン『それ自体は立派な発案なんだけど、いかんせん金をばら撒きすぎた』
オタコン『額にして2兆3000億円……最新鋭のステルス戦闘機・F-22およそ100機分だ』
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:28:41.58 ID:WApVCzRz0
子供手当wwwwwwwwwwwwwww
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:35:01.02 ID:fVfRNKfY0
オタコン『子供手当の給付対象の問題は、アメリカでも話題になっただろう?』
スネーク「ああ……詳しくは覚えていないが」
オタコン『うーん、まあ手っ取り早く言えば、日本人の子供でも子供手当てを受け取れない子がいたんだけど、
それを横目に外国人の家庭が受け取っていたんだ。その額、子ども一人に対して月13,000円。およそ150ドルだね』
スネーク「そいつはすごいな」
オタコン『子供手当を受け取るために、養子縁組までしてやって来た家庭もあったらしい。
安直なばら撒き政策のお陰で、その他の税金も上がってしまった。実際、この法案で得をした人はあまり多くは無かったんだ』
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:36:08.58 ID:45GTD4OJO
真面目な話なのに吹いてしまった
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:45:55.66 ID:fVfRNKfY0
再び口から白煙を噴き出したスネークが顔をしかめた。
腑に落ちないと言わんばかりの表情だ。
スネーク「それで、その金を回収するために核を? ……ちょっと軽率すぎやしないか?」
オタコン『それは僕も気にはなっているんだけど、あまり本質的な問題じゃないね。
あくまでも僕たちの目的はメタルギアの破壊だ』
スネーク「しかし、あのメタルギアに搭載されているはずの核……まさか日本独自に用意したものじゃないだろう?」
オタコン『――確かにね。今の時代、核はどこにでもある。
何か理由があって、他国から横流しされていたとしても不思議じゃないだろう。だけど――』
眼鏡のフレームを右手の中指で直しつつ、オタコンは言う。
オタコン『実用に足るレールガン技術なんて、米海軍くらいにしか無いはずなんだ』
スネーク「――愛国者達、か」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 17:56:10.18 ID:fVfRNKfY0
――数時間後、夜の永田町にて
夜の闇にまぎれ、黒い影が住宅地を駆け抜けていた。
風にたなびく非常に長いバンダナを巻いた男、ソリッド・スネーク。
シャドー・モセスやビッグ・シェル事件でも愛用していたスニーキング・スーツに身を包んだ彼は、
内閣府への潜入任務(スニーキング・ミッション)に赴こうとしていた。
オタコン『いいかい、スネーク。日中の下見でルートは把握していると思うけど、十分に気を付けてくれよ。
今の日本政府はかなりキレてる状態だ。ここでフィランソロピーの代表格である君の行動が知られたら……』
スネーク「言われなくてもわかってるさ。安心しろ、オタコン」
オタコン「それこそわかってるよ。君の実力は本物だ」
スネーク「そいつは有難い。ステルス迷彩はないが、相手は日本のSPだ。何の問題もないだろう」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 18:18:41.52 ID:fVfRNKfY0
スネークの足が止まる。
その目の前には、近代的な造りの6階建てのビルがそびえ立っていた。
内閣府。内閣の政策の手助けを行う、日本の中央省庁の一つだ。
オタコン『今回のミッションの目的は、新型メタルギアのありかを突き止める事だ。
国会に潜り込んでいたウチのスパイからの連絡によれば、
新型の整備・調整などは全て内閣府の管轄らしいよ』
スネーク「……日本の国会はどうなっているんだ」
スネークは思わず頭を抱えた。どうにも間抜けすぎる。
オタコン『あんなに巨大なものをどこに隠しているのかは知らないけど、
その中に手掛かりがある事は間違いない。いつも通り潜入して、目的を達してくれ』
スネーク「……了解した。任務を開始する!」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 18:23:59.41 ID:cOt2jw4q0
やばい
おもしろい
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 18:32:52.03 ID:fVfRNKfY0
入ってすぐ拍子抜けしたのが、門番がうたた寝をしていた事だ。
自らの幸運に感謝しつつ、建物の陰に隠れつつ背面の非常階段へと向かう。
スネーク「……見張りか」
非常階段には見張りが三人。
落ち着いてバックパックからMk.22(麻酔銃)を取り出す。
サプレッサーによって消音された麻酔銃から放たれた弾は、
見事に一番下の見張りの頭部に直撃する。
スネーク「……っ!」ピュッ ピュッ
続けて2射。これらも寸分違わず頭部に命中した。
スネーク「どうやら腕は鈍っていないようだ」
他の兵士に見つからないように三人を縛り、スネークは非常階段を忍び足で駆け上がる。
目指すは6階。建物の最上階だ。
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 18:46:48.70 ID:fVfRNKfY0
人の気配を感じない事を確認し、スネークは全速力で廊下を駆け抜ける。
足音は、着用しているスニーキング・スーツが消してくれるので問題ない。
スネーク「……ここか」
目的の場所に到着した。
眼前の扉には「内閣総理大臣」と書かれたプレートが掲げられている。
オタコン『やっぱり、まず探すとしたらそこだろうね。
一応まだ内閣総理大臣は菅ナオトという事になってるけど、
実際は石破が内閣を仕切っているといっても過言じゃない。
彼の執務はそこで行われているみたいだ』
スネーク「……」
Mk.22とナイフを構え、CQC(近接格闘術)の構えをとる。
内部から物音が聞こえてこない事を確認すると、スネークはドアノブを回した。
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:03:31.25 ID:fVfRNKfY0
既に夜も2時を回っていたが、まだ仕事を続けている官僚もいる事だろう。
スネークは最悪の事態も考えていたが、石破シゲルはそこにはいなかった。
まずは一安心、といったところか。
しかし、人気のない執務室には鍵も掛けられておらず、なんとも不気味な感じがする。
手早く済ませるに越したことはないらしい。
ソファの陰に隠れたスネークはバックパックから暗視ゴーグルを取り出し、装着した。
2秒もすると、光学処理を施された室内の様子がゴーグルに鮮明に浮かび上がる。
上等な革張りのソファ、インテリアテーブル、大きな執務机に食器棚。
国のトップが使用するに相応しい調度が揃えられているようだ。
スネーク「――始めるか」
スネークはまず執務机に向かった。
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:15:24.32 ID:fVfRNKfY0
机の上に紙切れが1枚、文鎮で押さえてあった。
スネークはその紙を持ちあげ、信じられないといった声を上げた。
スネーク「……オタコン、あった。新型の整備・調整計画書だ」
オタコン『あ、あぁ、良かったじゃないか』
スネーク「何なんだ、これは。あからさまに俺を誘ってるじゃないか」
オタコン『うーん、まあ見つかったならそれでいいんじゃないかな。
他の官僚が獲りに来る予定だったのかもしれないし。
一応聞くけど本物かい、それ?』
オタコンの問いかけに応じ、スネークは暗視ゴーグルを照合モードに変更した。
組織のデータバンクと通信して指紋・筆跡・実印の判定を瞬時にやってのける、
オタコン考案の新システムだ。
スネーク「――ああ、間違いない。日本の内閣総理大臣印と1ミリのズレもない」
オタコン『そうか、それは良かった。
スネーク、それならもうそこに用はない。早く脱出した方がいい』
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:25:29.04 ID:fVfRNKfY0
スネーク「了解――ッ!?」
通信を切ろうとした瞬間、乾いた銃声が響き渡り、
直後に背後の窓ガラスが割れる音がした。
特に痛みはない――弾は外れたらしい。
よく目を凝らすと、レーザーサイトの赤い光が窓から侵入し、
スネークの体を這うように進んでいた。
オタコン『スネーク!? どうしたんだ、スネーク!!』
スネーク「大丈夫だ! 当たっていない!」
即座にしゃがみ込み、壁に張り付く。
二度目の銃声。
弾丸は、先ほどまでスネークの心臓があった場所を通過していった。
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:31:02.96 ID:fVfRNKfY0
スネーク「隣の建物の屋上から狙撃されているらしい」
オタコン『なんて事だ……今にSPが来るぞ! どうするスネーク!?』
スネーク「落ち着け、オタコン……確かこの建物には屋上があったな」
オタコン『あるけど……ああ、なるほど!』
スネーク「屋上に立てこもって先に狙撃手を始末する!」
そう言うや否や、スネークは屋上への階段目指して走り出した。
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:39:39.77 ID:fVfRNKfY0
屋上への出口は狙撃手がいる建物とのちょうど反対側に位置しており、
予想以上に落ち着いて屋上の扉を封鎖する事が出来た。
彼我の距離は10メートルほど。
スネーク相手では、狙撃銃でイニシアチブをとれる距離ではない。
スネークは狙撃手の方へ声を張り上げた。
スネーク「……そこにいるのか? 出てこい!」
???「……参っちまったなァ」
銃を構えていないスネークを確認した後、
姿を現したのは狙撃銃を携え、スーツを着た男性だった。
若干口が曲がったその男性は、政治に疎いスネークでもよく見知った人物だ。
スネーク「……麻生タロー元総理、か?」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:41:29.91 ID:S1xQ6R+v0
やっぱりあそーだった
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:41:36.03 ID:qvPVwcrh0
麻生「チョロチョロすんない」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 19:42:29.28 ID:rhx6wKms0
麻生太郎直々ww
スナイパー・アソウか
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 20:23:00.56 ID:fVfRNKfY0
麻生「その距離から顔まで見えるたァな……年寄りにゃちとキツイか」
スネーク「――俺を見逃してくれるなら、別に戦う必要はない」
麻生「そういう訳にゃいかねェんだ……悪いな」
オタコン『麻生さん、あなたほどの人が何故石破に従っているんです!?
メタルギアを持てば、それは単なる抑止力では済まない!
逆に"敵"を招き入れる元凶になりかねません!』
スネークはオタコンの言葉をそのまま麻生元総理に伝える。
麻生「違ェねェや。あんたは正しい。確かに俺は石破を止められなかった。
ただな、今俺の目の前にいるお前さんも、もう日本にとっちゃ"敵"なんだ。
俺にはあんたを見逃すことはできねェ。わかるよな?」
オタコン『麻生さん!!』
麻生「まさか俺の銃撃をかわしてのける奴がいるたァ思わなかったがな。
もう俺にはどうしようもねェんだ、最後に一花――
咲かせてくれや、盗人野郎!!」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 20:20:08.57 ID:byjQ14msO
石破が造ったのはレックスだよな 一機あたり幾らぐらいするんだろ
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 20:45:01.62 ID:fVfRNKfY0
麻生にはわかっていた。
石破が自衛隊をイラクに派遣するといった時から。
こんな事態が――日本が世界を震撼させるような"抑止力"を手に入れる日がやって来るのではないかと。
――第1射。スニーキング・スーツを身に纏った男は難なく避ける。
それも当然だ。狙撃銃は、こんな状況で動き回る相手に使うものではない。
スネークの放った銃弾が、右腿に突き刺さる。
痛みはない。ショックでトんでしまっているのだろうか?
麻生の右足は踏ん張りが利かなくなり、彼はその場でバランスを崩した。
退くわけにはいかない。石破は明らかに正気を失っている。
ここで生き延びて、俺が石破を説得しなければ……
あいつは、話を聞いてくれるだろうか?
――第2射。照準のブレが上手く作用したのか、男の頬を銃弾が掠める。
なんだ、俺ってまだまだ現役じゃねェか。
鮮血が飛び散った直後、敵の放った銃弾が左肩へと吸い込まれる。
また、痛みはない。
なンだコレ、アタマが、ぼンやりして……
倒れこむ寸前、銃声が聞こえた気がした。
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 20:52:07.61 ID:fVfRNKfY0
スネーク「……参った」
オタコン『スネーク、大丈夫かい!?』
スネーク「ああ、別に当たってはいないが……
倒れこむ直前に、もう一発撃ってきた。
2発も撃ち込めば、もう体は動かせないはずじゃないのか?」
オタコン『あれは1発でインド象でも寝込んでしまう麻酔薬だ。
撃てるはずはないと思うんだけど……』
スネーク「――そうか」
倒れこんだ麻生はもう動き出す気配はない。
麻酔が十分に回って来たのだろう。
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 20:53:57.68 ID:k8tS4bLO0
麻生に麻酔ってなんか同属だからきかなさそう
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 20:58:24.54 ID:fVfRNKfY0
スネーク「随分と時間を食ってしまったな。
……そろそろか」
階段の方から足音が聞こえ始めた。
SP達がようやくここにたどり着いたらしい。
扉を開けようとしているが、
執務室から持ってきた瞬間接着剤でドアノブを固めておいたので、
もうしばらくは大丈夫だろう。
SP「くそっ、開かない!」
SP「どけ、こいつを使う! グレネード!」
スネーク「もうゆっくりしていられないか」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 21:02:01.34 ID:k8tS4bLO0
いやいやwwwマスターキー使えよwwww
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 21:04:59.26 ID:qvPVwcrh0
>>72
接着剤接着剤
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 21:07:15.86 ID:k8tS4bLO0
>>73
マスターキーってのはショットガンのスラングね
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 21:05:16.09 ID:fVfRNKfY0
スネークは屋上の扉から死角になる位置の手すりに、
バックパックから取り出したロープをくくりつけた。
スネーク「シャドーモセスの教訓が役に立ったな」
オタコン『ラベリングだね。あのときはハインドから逃げてたんだっけ……
!? スネーク、SPが来るよ!』
スネーク「わかった、行くぞ!」
グレネードの爆発音が前方から聞こえる。
麻生を一瞥した後、しっかりと固定したロープを命綱に、
スネークは壁を伝って降下していった。
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 21:48:59.34 ID:TX8KUC0u0
麻生がwkmtで再生されたんだけど
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:01:34.95 ID:LoTnH0rq0
石を破るって名前までかっこいいよね、ゲル。
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:15:16.19 ID:fVfRNKfY0
――翌日8:00、東京湾
内閣府脱出から数時間後、
スネークはSP達に正体を知られることなく離脱する事に成功していた。
スネーク「あの書類によると、新型は南鳥島の地下ドッグで整備・調整を受けているらしい」
オタコン『そのようだね。麻生さんは数日は目を覚まさないだろうから、僕らの正体が石破にばれる事はない』
スネーク「だが、メタルギアを狙う者の存在が明るみに出てしまった。
明らかにやりにくくなるはずだが……どうすればいい、オタコン?」
オタコン『まあ単純な話だよ。どこかに移送される前に破壊してしまえばいい』
スネーク「簡単に言ってくれるな」
オタコン『だから全速力でここまで来たんだろう?
あとはそこらの漁師に"協力"してもらって、船を出させればこっちのものさ』
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:24:39.72 ID:fVfRNKfY0
スネーク「しかし、南鳥島とは考えたな……」
オタコン『そうだね。あの島は調査員や、島を維持する作業員しか入れない人工島だ。
いままでは領海や経済水域にこだわっているだけだと思ってたんだけど……
巨大兵器の整備ドッグがあったとはね、正直恐れ入ったよ』
スネーク「ビッグ・シェル事件の時のような偽装方法だな。
随分と手の込んだ事をするものだ」
ふと前方を見やると、目の前に巨大な港湾が開けているのが見て取れた。
8:00を回ったというのに、大小様々な船が停泊している。
ここの船乗りたちはあまり寝覚めが良くないのだろうか。
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:28:48.23 ID:N4O4WxA/0
なんだこれクソおもしれぇ鼻血でた
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:32:15.83 ID:c4aR2JKXO
俺もケツから血が出た
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:33:37.07 ID:fVfRNKfY0
スネーク「オタコン、一番足の速い船はどれだ?」
オタコン『やっぱり中型のボートだろうね。
本当は上等なエンジンを積んだ船でも見つかればいいんだけど、
ここじゃあまり期待できないかな』
なるほど、と頷いてスネークは周囲を見渡す。
オタコンが言ったのに当てはまりそうな船は――早速あった。
個人用の中型ボートのようだ。
スネークは船の持ち主らしき金髪の青年に声をかけて見た。
スネーク「すまない、何も聞かずに船を出してくれないか?
どうしても、南鳥島に行かなければならないんだ」
???「南鳥島? なんであんなところに……って、お前は!?」
スネーク「!? ……貴様、どこかで会ったか?」
???「ヒッ! お、俺だよ俺、シャドーモセスの牢屋の!」
スネーク「……ああ、あの下痢看守か」
ジョニー「俺はジョニー! 下痢看守なんて名前じゃない!」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:40:20.32 ID:YIw3tpwp0
>>1だが面白い
ありがとう
ほんとに
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:40:24.04 ID:fVfRNKfY0
スネーク「……それで、ジョニー? 船を出してくれるのか、くれないのか?」
ジョニー「そ、そんないきなり!
あの島は一般市民立ち入り禁止だろ?
俺なんかが近付いちゃ攻撃されちまうよ!!」
スネーク「攻撃? 日本にそんな物騒な島があるのか?」
ジョニー「あ、あそこだけは特別なんだ!
なんか近づくと警告とかされて!
この間なんか、一緒に行ったボート仲間が調子に乗って近づいたら、
俺の目の前で撃たれちまったんだよぉ!!」
スネーク「……なるほどな。なあジョニー。怖いのはわかる。
行けるところまででいい。俺に協力してくれないか」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:47:55.46 ID:fVfRNKfY0
ジョニー「い、嫌だね! なんで俺があんたのために!」
スネーク「頼む。お前を男だと見込んでの頼みだ。
下痢でも任務を投げ出さない、その忠勤ぶりを見込んでのな」
ジョニー「っ……」
情けない顔を浮かべてしばらく思案しているようだったが、
次に顔を上げた時にはジョニーの顔つきは変わっていた。
ジョニー「わかったよ……」
スネーク「おお、やってくれるのか!」
ジョニー「け、警告されるラインギリギリまでだからな!
そこから先は、あんた一人で泳いで行くんだぞ!」
スネーク「十分だ――ジョニー、もう頼む。時間がないんだ」
ジョニー「り、了解!」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:50:17.82 ID:fVfRNKfY0
ジョニーのボートは軽快に海の上を走っていく。
オタコンの見込みは間違っていなかったようだ。
スネーク「何メートル前までなら大丈夫なんだ?」
ジョニー「大体100メートル……うん、そのくらいだな」
スネーク「そうか……こいつがもてばいいが」
ジョニー「? 何だそれ?」
スネーク「段ボールだ」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:50:34.65 ID:kVdzpFoR0
ジョニーwww
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:58:29.35 ID:fVfRNKfY0
ジョニーは本当に哀れんだような目でスネークを見つめた。
ジョニー「な、なんで段ボールなんか……どうせ水に入ったら溶けちまうだろ?」
スネーク「日本製の耐水段ボールでな、海産物の輸送なんかによく使われる。
それにさらに灯油をしみ込ませ、乾かしたものがこれだ」
ジョニー「水上擬装用段ボール?」
スネーク「そうだ。軽く半日は使えるぞ」
ジョニー「……あんた、暇なんだな」
スネーク「信じれば必ず応えてくれる。段ボールとはそういうものだ。
シャドー・モセスでもそうだ。何度も命を助けられた」
ジョニー「そうか――大切な相棒なんだな」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:01:33.51 ID:LoTnH0rq0
ダンボール無双w
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:04:28.14 ID:f+rRkg9E0
なんで実際のゲームでもスネークはそんなに
ダンボールを愛してるんだっけ?w
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:07:06.20 ID:fVfRNKfY0
船を飛ばすこと数時間。
スネークたちはようやく、警告ラインぎりぎりの海域に到着した。
オタコンが発明した灯油段ボール(半ば無理やり作らせた)を被ると、
スネークはジョニーに礼を告げた。
ジョニー「気にするなよ。俺を褒めてくれたのは、あんたが初めてだからな!」
スネーク「フッ……また会おう!」
ジョニー「ああ、まt(グギュルルルルゥゥゥ) あ、あぁっ!
や、やばいやばやばやb……そ、それじゃあなスネーk」
腹の音を盛大に響かせつつ、ジョニーは船を反転・急発進させた。
緊張の糸が一気に切れてしまったらしい。
ジョニー「うひょおおおおおおおおおおおおおっっっっっ!!??」
スネーク「あれさえなけりゃ良い兵士になると思うんだがな……」
苦笑いしつつ、スネークは島に向かって泳ぎ始める。
決戦の地……あの島の地下目指して。
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:16:55.93 ID:fVfRNKfY0
――正午過ぎ、南鳥島表層部にて
段ボールのお陰で怪しまれることなく上陸できた。
だが、一度濡れた耐水段ボールは再利用できない。
このまま被っても灯油臭いだけで、かえって見つかりやすい。
スネークは大いに悩んだ末、結局上陸地点に置いていく事にした。
戦友の墓を作れない事を悔みながらも、
彼は島の中心部に向かって歩を進めた。
オタコン『入口がどこにあるかわからない、か……』
スネーク「敵兵らしき姿も見当たらない。
尋問する相手もいないのでは手の打ちようがないな」
オタコン『……まずいな。
そろそろ新型の移送準備が行われていてもおかしくないっていうのに』
スネーク「……?」
オタコン『どうしたんだいスネーク?』
スネーク「あの段ボールがない。持って行かれた!」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:25:26.75 ID:vW+ITDlJ0
資源ごみになったのだ…
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:33:23.99 ID:fVfRNKfY0
オタコン『……これはチャンスかもしれないね』
スネーク「ああ、敵兵が持って行ったのだとすれば入口を聞き出せる」
来た道を戻り、灯油の匂いを辿って敵兵を探し始める。
灯油の染みた段ボールの使い道はおそらくただ一つ。
最悪の状況を想定して追跡を行っていたスネークだったが、
遠くに見えた黒い煙から、悪い予想が的中してしまった事を知る。
敵兵に後ろからゆっくりと近づき、右腕で首をホールド。
左手でナイフを突き付ける。
スネーク「入口はどこだ!? 言え!」
兵士「ヒ、ヒッ! ちゅ、中央広場の、が、崖の、下っ」ガクブル
スネーク「お前はそこで眠っていろ!」
背負い投げで敵兵を段ボールの亡骸の上に叩きつける。
何か肉が焦げる音がするが、
火は消えていたので気にしないようにした。
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:34:04.01 ID:H4JibbY/0
段ボールの亡骸・・・
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:42:56.41 ID:fVfRNKfY0
――南鳥島地下基地 B1F
段ボールの犠牲を乗り越え、スネークは地下基地への侵入に成功した。
多数の整備兵が作業を行っており、警備も厳重だ。
地下1階はレールガン・ユニットやミサイルポッドなど、
外付け武装の取り付けを行う場所のようだ。
スネーク「潜入に成功した。オタコン、ハッキングは進んでいるか?」
オタコン『バッチリだよスネーク。
どうやらそこは大きく分けて三層、つまり地下1階から3階までのフロアに分かれているらしい。
さらに各フロアは西と東のブロックに分かれているみたいだ』
スネーク「俺が今いるのは西ブロックか……
メタルギアの本体はどこにある?」
オタコン『おそらくは地下3階。そのフロアだけ天井が高く設計されているみたいだ』
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:50:14.88 ID:fVfRNKfY0
スネーク「目指すのは地下3階の西ブロックか」
スネーク「地下基地ごと埋める事は出来るのか?」
オタコン『構造的に不可能ではないけど、スネークも一緒に埋まっちゃうね。
悪いんだけど、今回はC4を用意できなかったんだ』
スネーク「爆薬がないんじゃ、先にレールガンを破壊しておく事も出来ないな。
正攻法で行くしかないか……」
敵兵に見つからないよう、スネークはゆっくりと階段を下りていく。
スニーキング・スーツが湿っているため、消音効果は期待できそうにない。
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:14:58.31 ID:LVL4x21/0
スネーク「エレベーター前に二人……他に警備はなしか」
作業場に比べ、エレベーター周辺は警備が薄かった。
これならエレベーターに乗って移動してもなんとかなりそうだ。
愛用のMk.22をいつもどおりに構え、2発の麻酔弾を発射する。
スネーク「こいつらは隠して縛って……よし、と」
スネークが一連の作業を終えると、エレベーターが到着した。
中に誰も乗っていないのを確認しつつ、ゆっくりと乗り込む。
スネーク「目指すは地下3階……!」
「B3」ボタンを押した後、スネークは力を込めて「閉」ボタンを押した。
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:29:29.96 ID:LVL4x21/0
――南鳥島地下基地 B3F
地下3階の様子は1階とほとんど変わらないようだ。
異なるのは整備兵が全くいない事、そしてあるはずのメタルギア本体が存在しない事。
オタコンの読みはどうやら外れたようだった。
スネーク「オタコン、地下3階にメタルギアはなかった!」
オタコン『えっ!? ほ、本当かい?
ちょっと待って、他にアレが入りそうな場所は……』
オタコンがペースを上げて調べてくれているらしい。
こんな時の彼は本当に頼もしい限りだ。
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:40:07.17 ID:LVL4x21/0
だめだ、眠くてもう書けない……
侵入したあたりから書き直したい……
落としちゃっても良いYO!
乗っ取りに付き合ってくれてありがとうございます
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:59:04.33 ID:NQstWs+kO
>>112乙
書いてくれるなら保守するぜ
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 01:00:07.32 ID:LVL4x21/0
>>116
明日の夕方以降ならいけるよ!
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:41:51.18 ID:4Pyr/mu00
!
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:57:48.73 ID:S3A/v+QwO
↓ゲームオーバーのAA
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 01:12:48.47 ID:QKzbgsYx0
スネーク!?どうしたんだ!?スネェェーク!!
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残念ながら未完です。夕方の本編に期待!
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