先日、別府署のベテラン署員が換気のために窓を開けたところ、ツバメが１羽、室内に飛び込んできた。
驚く署員たちをよそに、ツバメは滑るように飛び、天井付近をくるくると旋回。
壁にぶつかることもなく、 狭い室内を器用に飛び回った後、入ってきた窓から出ていった。

ツバメによる“侵入”は今シーズン３回目だが、いずれもすぐに逃げ出したとか。
「巣を作る場所を探しているようだったが、警察署はあまりお気に召さない物件だったようだね」 と署員も苦笑い。

[大分合同新聞]2013年04月22日投稿
http://minijikenbo.com/ontime/detail/157

先日、別府市内の交番で大学生らしき１人の若者が「福岡県飯塚市までの道を教えてほしい」と訪ねてきた。
交番からは１００キロ以上あり、かなり遠い。

対応した中堅の別府署員がふと外を見ると、 若者が乗ってきた自転車があり、荷台には重そうな荷物も。自転車で旅行しているという若者の行動力に 感心した署員は同僚と地図を見比べながら最短と思われるルートを考え、説明した。

自転車にまたがり、さっそうと交番前の坂道を登る若者を見送った署員は「無事に着いてほしいものだ。 若さがまぶしいね」。

[大分合同新聞]2013年04月17日投稿
http://minijikenbo.com/ontime/detail/154

先日、大分市内の６０代男性が知人男性らと別府市内でゴルフをした時の出来事。
知人はショートホールで第１打をショット。ボールはグリーンに向かって飛んだものの、 ２打目を打とうとコースを見回すとボールが見当たらない。

いったんティーグラウンドに戻り、 第１打を打ち直した。
その後、プレーを続けているとボールは思わぬ所で見つかった。

ボールがあったのはカップの中。 知人はホールインワンを達成していた。
男性らは「探しても見つからなかったはずだ。おめでとう」 と祝福。
知人もじわりと喜びを感じながら、ホールインワンをした際に開く祝賀会などの費用を 負担してくれる保険に加入していなかったことも思い出していた。

[大分合同新聞]2013年04月12日投稿
http://minijikenbo.com/ontime/detail/151

８日夜、別府市消防本部に「扇山が山火事ではないか」との通報が２件あった。
もちろん、 別府八湯温泉まつりの名物行事「扇山火まつり」を勘違いしたもの。

例年、観光客からの通報はたまにあるが、会話の内容から市民とみられる。
今年は悪天候で延期となり、 平日開催になった。
加えて風も弱く、土曜日までの雨で湿気を多く含んでいたため、例年に比べ “焼き上がり”に時間がかかった。

「例年とは違う何かを感じ取ったのかもしれないね」と署員。
泉都に春を告げる名物行事が無事に終わったことは言うまでもない。

[大分合同新聞]2013年04月09日投稿
http://minijikenbo.com/ontime/detail/148

大分中央署管内で発生する交通事故のうち、追突が占める割合は全体の４０～５０％。
追突事故の原因のトップは、前をよく見ていない「前方不注視」だ。

脇見、漫然運転などが主なものだが、最近は季節特有の事情も。
ことし３月以降、“くしゃみ”がきっかけとなったと思われる追突事故が、数件発生しているという。
「くしゃみが出そうで出ない状態だと、前をしっかり見られない時間が数秒、生じてしまう。

我慢するか、素早く出すしかない」とベテラン署員。
「花粉のシーズンはそろそろ終わるが、運転中のくしゃみには、くれぐれも注意を」と呼び掛けている。

[大分合同新聞]2013年04月04日投稿
http://minijikenbo.com/ontime/detail/145

先日の昼、「別府市内の国道１０号交差点の中に軽ワゴン車が停車していて、危ない」 と見掛けた人から別府署に通報があった。現場は交通量が多い場所と分かり、署員が急行。
交差点内に停車している車の近くで、運転手の女性が申し訳なさそうに立っていた。

事情を聴くと、車は県外の運送会社のもので、荷物を運ぶ途中、ガス欠で止まってしまったという。
署員４人が手伝って手で押し、少し離れた場所にある道路沿いの駐車場に移動させた。

「燃料に余裕を持った運転を心掛けて」と女性を注意した署員らは「おかげで俺たちも ガス欠気味だよ」とぐったり。

[大分合同新聞]2013年04月01日投稿
http://minijikenbo.com/ontime/detail/142

新婚夫婦、失敗も息ピッタリ！？

（タレント・スザンヌさんのミニ事件簿）
２３日夕方、福岡市内のスザンヌの自宅で事件は起きた。
この日、いとこが泊まりに来ていたため、手巻きずしパーティーをしようと気合を入れていた。

先に他の料理を整え「さあ、手巻きずしよ」と腕まくり。
用意したおけにご飯を移そうと、炊飯ジャーを開けたところ「エーッ、うそぉ！」。
何と中身が空っぽではないか。なぜこんなことに。

実は、嫁（スザンヌ）は夫がご飯を炊いていると信じていた。ところが夫は嫁が炊いていると 思い込んでいたというわけ。
結局、ジャーを早炊きモードにして仕切り直し。
新婚夫婦の“お見合い”が招いた失敗に「トホホ…」

[大分合同新聞]2013年03月27日投稿
http://minijikenbo.com/ontime/detail/139

先日、県内の警察署員は地域の老人会に招かれ、ミニ講話をすることになった。
主催者から「１５分程度で」と言われ了解した署員。既に何度か講話の経験もあり、 高齢者約２０人を前に防犯と交通事故防止について話し始めた。

この日は高齢者の“ノリ”がよく、署員が冗談を交えると突っ込みも入りにぎやかな雰囲気に。
署員は高齢者の事故が多い傾向にあることなどを説明し、力強く事故防止を訴えた。

しかし、ふと前方に見えた掛け時計を見てびっくり。１５分程度と言われていたのに、 講話開始からすでに１時間以上が経過していた。
慌てて切り上げた署員は「あまりに来場者のリアクションが良かったのでつい…」と頭をかいた。

[大分合同新聞]2013年03月25日投稿
http://minijikenbo.com/ontime/detail/135